アイドリッシュセブン Third BEAT! 29話を観た

いやもう・・(^^;)タイトルがアイドル系アニメじゃないよね・・・

しかも今回については、いや、3部を読んだ時に私かなーーり自習したというか、知らない事を調べるクセがついてる性格だから良かったけど、それにしてもまさかがっつり調べものするとは思いもよらず(;'∀')

さてさて、先週の百が最大級にピンチな状態からの続きで、事務所で百から連絡が来ない事を気にする千におかりん。

テレビの生放送音楽番組に出演しているZOOLを見る2人。トウマの様子がおかしいことに何か感じた千はトウマに会いに行く。

小鳥遊事務所では、万理さんがSakura Messageの作詞家に問い合わせたところ、あの詞は脅されて書いたと言う。驚く紡ちゃん。

ZOOLの楽屋に押し掛けた千。そして非常階段でのトウマと虎於と千のシーンね、怒りMAXな千はアニメになると凄みが増していい。っていうか、私はまだ虎於への苦手意識が消えないままなので(6部読み終えたけど)、このシーンはホント腹が立つ。

一方、残りのZOOL2人は別々に帰るようで。この人達完全にビジネスな関係でしか一緒にいないのよね~

一人になった巳波を待ち構えていたナギが、給湯室へと引きずり連れていく。この時の嫌悪感丸出しの巳波ったら・・・

桜さんはもう長くないという巳波に対して桜さんの居場所を尋ねるナギ。巳波が答えるたびに、ナギはどんどん険しさを増していく。巳波はそれ以上に怒りを丸出しにしてるような。

桜さんが突然消えたことに対して、本当の理由を伝える巳波。ナギのせいで桜さんが病気のまま定住できず、ナギを利用しようとする組織から追われてしまい、場所を転々とするしかなかったよう。ナギに関わらなければ静養できたのにとナギを責める巳波・・・最後に会った時はいつなのか、何を言っていたのか聴き終えると言葉を失い立ち尽くすしかないナギ。

「あなたはエッダのバルドルです」と突然北欧神話を持ちだす巳波。ここねー、アニメでは全部カットされてたんだけど、3部前半?(うろ覚え)あたりで伏線あったのよね。

ナギがノースメイアの吟遊詩人の話をする場面があって、読書家の陸がその話に気づいて盛り上がるっていうくだりだったかと。

エッダとは本当にある北欧神話の書物で、バルドルとは万人から愛される光の神のこと。

バルドルを失ったノースメイアは光を失う」と言う巳波。さらに「桜さんは自分がミスティルテインだと知っていた」とも言う。

ノースメイアの情勢については、これまた以前3部前半(うろ覚えその2)で、大和さんが話をしていた。これはアニメでもちらっとあったね。ノースメイアは政治問題でざわついているみたいな。

このあたりはまとめて4部で話す方が良い気がする。そうしないとネタバレしかないし(^^;)

前回のナギと巳波の対談でも話が出ていた立憲君主制国家のノースメイアについて、なんか巳波は右寄りな言い方してたような。

「あなたのせいで死に急いだ桜さんを助けてくれるんでしょうね?」と挑発的な物言いの巳波。そしてナギの本名がここで明らかにされる。

詳しくは4部でしっかり出てくるので、細かい話はしないけど・・・ナギ・ヴァルハルト・フォン・ノースメイア殿下と言われていたので、うっすらナギの正体はばれてるね(^^;) ええ、殿下です。ナギ殿下。幼少期のナギから何となくそうなのではないかと想像した方も多かったかもね。

ミスティルテインとは、無敵になったはずのバルドルの唯一の弱点。バルドルの母親がすべての生き物がバルドルを傷つけないようにしていたのに、異母兄弟のロキが唯一の弱点だったミスティルテインを投げつけるよう命じ、バルドルは死んでしまうというもの。

そしてバルドルを失ってしまった世界はラグナロク(終末)を迎える、というお話でして・・・

つまり、バルドルがナギならば、光を失うという意味はおのずとわかってくるかということで、このあたり4部でしっかり回収できるので割愛。

トウマが自白した頃、百はなんとかして逃げ出そうと考えても大量にお酒を飲まされ過ぎているのもあって、思うように動けるか頭の中で考えていた。お酒に強い百とはいえ、ブランデーとかウイスキーとかがぶがぶ飲まされて、これホントにアイドルアニメなのか(;'∀')

場面が変わり、龍が街で偶然了さんに出くわす。すごい偶然なんじゃとは思うけど、まあテレビ局周辺とかそういうことなんだろうな。

「ATMの彼」と言われて、私も初見ではすぐに意味が理解できなかった。相変わらずどうしようもなく姑息な了さん。そしてどこまでも真っすぐな龍、やっぱ好き・・・♡

あっ、また勝手に乙女ゲーモードに入りそうだった(笑)

「あれだけ絶望させてやったのに、キミはちょっと鈍感じゃないの?」と言う了さんだけど、私から見るとお前の方が鈍感というか。

「アイドルは痛みに鈍いみたい」と百の名を出した了さんに、龍は違和感を覚える。んで「今頃百は死んでる」とご丁寧に教えちゃう了さん。

またまた百のマンション。ベランダに連れていかれて飛び降りて死なせようとしているところで、危機一髪、千がインターホンに映る。

スペアキーがあるから千は上に上がってくるので手錠を外すよう言う百。この場面もアニメ化されたら臨場感すごい。

千が鍵を開けた瞬間、手錠が外れた百は千を追い返そうとするけど、すぐに百が嘘をついていると見破った千はなんとかして家の中に入ろうとする。

「先に千を始末しろ」と怖いお兄さんたちから脅される千。

一方了さんを追いかけた龍。了さんにつかみかかったところで「十龍之介が暴力を振るおうとしている」と街中で大声を出す了さん。なんつー卑劣さ!

でも、今日の龍は一味違った(^^)了さんの首元をつかみ、白状させようとする。うーん、なんてカッコいいっ!惚れ直すぅ~(^O^) 

千は百の武勇伝を自分の話のように怖いお兄さんたちに言ってる。ちょと笑えちゃうシーンなんだけど、喧嘩なんてしたことのない千の必死の抵抗だったのよね。

それにしてもブラックペッパーのくだりはマジで笑える(笑)これもっと他にもあったような。

2人が間一髪のところで龍から締め上げられた了さんが怖いお兄さんにRe:valeを解放するようメール(てかLINEみたいな)して、2人はそのまま取り残される。

ビンタの応酬のシーン、ここは泣けたわ・・・千は万理さんへの思いとか本当に百のおかげで気付いたことがいっぱいあるよね。

ちょうどいいところでおかりんが参上して、2人の取っ組み合いは阻止できた。これにてアイドルがこれ以上顔が腫れるのを防げて良かった良かった。

アイナナ寮では、ここなちゃんDVDのTOP画面のままその場に座っているナギを見つけた大和さんとの会話が。

ここも結構端折ってる気がするんだけど、もうナギが何かを決心したような、それでいて哀愁をおびていて、誰も何もできない孤独感が苦しい。

みつぅきがソファで寝てしまったナギを見つける。周辺を見るとナギの部屋の中は荷物が片付いていた。

と、ここで29話は終了~~~

と思ったら、ここで楽さんと鷹匡さんのシーンが。これも本編とはちょっと前後しているかな。次回にもう少しその内容が出てくる。

はぁっ、あと1話で終わりってねぇ、いやもう結果知ってるけどさ、この息をつかせない展開、呼吸が浅くて過呼吸になりそうよね。

そんなわけで来週で3部は終わり。本当に寂しい。何度も見なおしちゃいそう。