アイドリッシュセブン Third BEAT! 28話を観た

さてさて、28話。もはやアイドルアニメの域を超えている形相(今に始まったことじゃない)ではありますが~

前回はFriends Day終了後に打ち上げに行くところで話は終わり・・・

早朝、寮の中で雑魚寝しているアイナナ達から始まる。万理さんがみつぅきに電話をかけてきた。

寮の外にFriends Dayを見て感動した陸に会いたいファンが押し寄せているので、外へ出ないようにという連絡だった。てか寮まで行っちゃだめでしょうに(;'∀')ご近所迷惑とか考えた行動してほしいぞと。

一織が「今日から少し世界が変わると思います。私とした約束を忘れないで」と陸に言う。

陸の人気は急上昇しただけでなく、アイナナやTRIGGERのCDを求めてお店は売り切れが続出するほどに。

MOPのランキングも変わり、アイナナ4位、TRIGGER3位、ZOOL2位、Re:vale1位となっていた。

岡崎事務所では、千が「一度獲れば十分じゃない?」とMOP辞退を提案する。その日は一緒に「未完成な僕ら」のアレンジをしようと百に伝える。

すぐにその話はアイナナのもとに届く。さらに紡ちゃんが「ZOOLも辞退した」と急いで伝えに来る。

了さんはMOPという賞自体の価値を下げるために、Re:valeの辞退に合わせてZOOLも抜けることにしたとZOOLのメンバーに伝える。TRIGGERが干されてからの復活劇をヤラセであるかのように見せるため、あえて泥を塗るんだという。ったくあくどい・・・

世間はちょっとしたことですぐに大衆心理が働くというか。SNSの威力は怖いなぁと思い知らされるけど、音晴さんが「君たちがTRIGGERの強敵になってTRIGGERと本気でぶつかり合うことで名誉を守れる」とアイナナに伝える。

音晴さんって本当に素晴らしい人だ・・・( ;∀;)

一方TRIGGERもZOOLの辞退を知り、MOPが世間から茶番と噂されている事を知る。怒る楽さん、だけどこんなことで3人がへこたれることはない。「俺たちのファンが用意してくれた晴れ舞台だ。感謝してまっすぐに気持ちに応えよう」と言う。ここめちゃ泣ける・・・それに楽さんが恰好良い・・・

MOP用の新曲として、アイナナは「ナナツイロREALiZE」、TRIGGERは「DAYBREAK INTERLUDE」がマネージャーから伝えられる。

DAYBREAK INTERLUDEのくだり、作曲は小室哲哉なんだけど、これリリース当時話題になり、この曲で賞も獲ったんだったよね。今までてっちゃんは男性に曲提供したことがなくて、ウツというボーカリストがいるから不要という考え方だったので、これが初の男性アーティストへの提供となったのじゃん。

カオルちゃんが「音楽シーンで一時代を作り上げた作曲家」とTRIGGERに紹介しちゃってるしw

一方のアイナナも新曲を全員で聴き、「今の俺たちにぴったりな曲」とMOPの勝利を誓う。

了さんから「MOP終了後に陸と天が双子だと世間にばらす」という話を聞き、いてもたってもいられなくなったトウマは、百に連絡をする。

この時のZOOLと了さんがトランプでババ抜きしながら話すシーン。演出がうまいよねぇ。こうなるのか・・・と感心しながら見てしまった。

場面は変わり、雑誌のグラビア撮影でナギと巳波が一緒に仕事をしている。この時期にこの2人ってあたりが、偶然ってすごいなと。

撮影後の対談では、ノースメイアに留学していた巳波が、ノースメイアは立憲君主制で王室が発言力を持っていると言う。

すかさず「ノースメイアは民主主義を重んじる高度な社会福祉の整った国家」と反発するナギ。

国際社会で愛されているノースメイアの第二王子について「私に言わせれば彼はおろかな子供です」と巳波が言い切る。インタビュアーがたじたじになるほど、2人のノースメイア談義が止まらない。ナギにしては珍しくムキになっているほど、巳波の意見に真っ向から反撃している。

話が桜春樹を思わせる人物について及ぶと、ナギは仕事中ということも忘れて激高している様子が。「音楽家が政治利用を恐れて姿を消したとは、一度も思わなかったのでしょうか。鈍い人だと思いません?」と微笑する巳波。

皮肉たっぷりに言われて、ナギはすかさず万理さんに電話をかけて「ノースメイアに帰る」と言い出す。そして「Sakura Message」を作詞したのは誰かと尋ねる。

・・・ええと、もうここまで来たらアニメで知った人にも隠せない所まで来たね(^^;)間もなく、ナギの本当の姿が判明するので、話はまとめてその時に。

「Sakura Message」の作詞者はいつも依頼している先生だけど、いつもなら譜割の都合で多少歌詞を変えても良いと言うのに、今回は歌詞を変えないでと言っていた事を思い出す万理さん。ナギの頭の中で歌詞を思い出し、あるメッセージが浮かんでくる。

「サクラハルキヲヒトジチニシタカライウコトヲキケ」

この暗号が盛り込まれた歌詞を、ナギは、アイナナはずっと歌い続けていたことになる。もう恐ろしすぎて引くわ(;'∀')

やっと言いたい事を言えてスッキリしてご機嫌な巳波。大和さんとの関わり方から見てて、だいぶ陰湿な感じが出まくってるキャラだとは思ってたけど、今回は凄みさえあったわね(^^;)

トウマは百と会って、了さんの悪だくみを暴露する。トウマは悪ぶってるところはあるけど、家族にまで迷惑が及ぶのは耐えられないという良心は持ってる。

ただ、トウマのスマホGPSを付けていた了さんが、2人の居場所を見つけて入り込んできた。だいぶ修羅場だ・・・

百は機転を利かせて自分がトウマをゆすったんだと伝えて、了さんからトウマを守る事はできた。百は本当に人格者だ・・・

百は了さんと一緒に来たガラの悪いお友達2人に連れていかれてしまう。本編ではオートロック式の百のマンションに侵入するためにあれこれする場面が描かれているんだけど、アニメではいきなり百が自室で転がされてしまうシーンから。

なんでそこまでするのかと尋ねる百。その時の了さんの答えが呆れを通り越す勢いだったので、初見の時「こいつマジでこんな理由でこんなスケールのでかい悪さしてんの?!」と思ったっけ。

昔ゼロのステージを観た時に、ゼロに呼び掛けたのに振り向いてくれなかったこと。百が酔いつぶれた時に介抱した際に交わした約束を5年経ったのに百が守ってくれなかったこと。この2つですねちゃっただけなんだが・・・簡単にアイドルは人の期待を裏切る生き物だから、アイドルが嫌いだという理由らしい。私としては同情はおろか、拾ってあげられるところがない。

「ただの酸っぱい葡萄じゃんか」と一蹴する百。懐かしいよね、酸っぱい葡萄。負け惜しみでちっぽけな狐の話ね。

連れて来たお友達に「(百に)ありったけの酒を飲ませろ」と告げる了さん。

ここで今回は終了~ もはやアイドルアニメじゃないんだけど(;'∀')