[*[好きな音楽] ]ロスってこういうことなのか

別館を更新しました。明日はダービー。競馬を知らない人でも、有馬記念とダービーという単語は知ってる人が多いのでは?
別館は最近おざなり気味だけど、今日は真面目に書いちゃった。
ギャンブル性しか競馬というスポーツを受け入れられない人は多いみたいだけど、見方を変えてみると、どんなことでもすべて意味があって、すべて誰かによって成り立っている事がわかるはず。

タイトルはヒデキの事。「なんとかロス」って気軽に使える言葉だって思って、すごく軽い印象だった。でも、今回「あぁ、こういうのがロスっていうのか」って、やっと分かった気がする。
彼のような男性を幼少時に知らなかったら、今の私の恋愛観は変わっていたかもしれない。それくらい、インパクトが大きくて、こういう人が素敵とか、こういう人と実際に関わってみたいって気持ちを持たせてくれた。それが当たり前になっていて、普段ヒデキの名を出さなかったんだ。

以前局でお仕事をしていた時に、世間には出せない、タレントさんたちの良くない話をいろいろ聞いたし、自分もタレントさんと接していて嫌な目にあったけど、ヒデキの事を悪く言う話を聞いたことがなかった。良い話はなかなか流れてこないのは、どの世界も一緒。そういう意味ではわざわざ良い話は流れないだけだったので、なんだかほっとした自分がいた。

今日で旅立ったヒデキを、薄曇りの空に向かってお祈りさせてもらった。同じ時代にいられたことは、本当にありがたいこと。もうこの世にはいないけど、残してくれた記憶は色あせないでしょう。こんな人、きっともう二度と見れない。そう断言できる。


西城秀樹 ブルースカイブルー