ここにも化け物が

去年のせわしなかった頃に、自分の落ち度でなんかあって(もはや記憶ないw)頭の中にすぐ浮かんだのが、尾藤イサオの「悲しき願い」のサビだったの。「だぁれのせいでもありゃしない~みんなオイラが悪いのかぁ」のとこね(;'∀')

で、本人映像でちゃんと聞きたくなってYoutube見てみたら、ちょっとだけ昔の映像が残ってて、それを堪能して満足した。

子供の頃、この歌歌う尾藤さんに魅せられて、こういう表現力の高いボーカリストっていいなぁって(ガキだったから言葉はこんなんじゃないが)思ってたのよね。

・・・ひとしきり映像見て満足と思ったら、2017年のライブの映像があって、それがもうびっくりしたよ。

御年74歳でこのボーカルは驚く!動きもだし声量もだし、見た目も。ここにもバケモンがいたって思った。これ誉め言葉だからね。

後半で矢野顕子の「ひとつだけ」を歌ったのもすごく良かった。キーを下げないでも出せてるところが凄い。てか声量凄いわ。なんか急に語彙力が貧相になっちゃったけど、凄いって以外の言葉が浮かばない。

私の中では「悲しき願い」のインパクトが強いけど、この方は日劇とかよく出てた方だったような。プレスリーの歌とかも以前聞いたことがあるけど、めっちゃうまいし感情表現が本当に上手な方だなって思う。

これまでも時々舞台に出ているようだったので、そりゃ舞台でもあの歌唱力は映えるだろうなぁって思ってた。

昭和歌謡で、私の中では男性ボーカリストの頂点というか、ボーカリストと堂々と言っていいって思う方は、尾崎紀世彦布施明と尾藤イサオかなって思ってる。

年末(紅白)の玉置浩二は変わらず凄かったけど、今回はド昭和にこだわって選んでみたってことで。

 


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