安部恭弘 スペシャル・エレクトリック・ライブ! "GENTLE NOTE Vol.42 at PLEASURE PLEASURE" ~4th Album「FRAME OF MIND」Complete~  に行ってきた!

安部恭弘(Vo.,G.)

重久義明(Key.)/宮崎まさひろ(Dr.)/吉池千秋(B.)/伊藤ハルトシ(G.,Cello)/小泉信彦(Key.)/松田靖弘(Sax.)/浜田美樹(Cho.)/木戸泰弘(Cho.)

 

 

※無断転用禁止!

 

(セットリスト)

1.  MUSIC

2.  夢が過ぎても

3.  LADY

4.  Steppin'

5.  PUMPS

6.  黄昏

7.  So Good So Fine

8.  瞳の霧

9.  Where Is Love

10.KISS MARK

11.君は夢の中

12.CLOSE YOUR EYES

13.6月の卒業式

14.Double Imagination

15.いい人に逢えるさ

(アンコール)

16.CAFE FLAMINGO

 

これまでも数々の安部さんライブレポを書いておりますが・・・常に忖度なし、常に毒舌、常に本人に絶対に見られたくない気持ちを抱えながらw、ずっとやっとります。

今回もそこは変わらず、書いていくぞと思っていたのですが・・・・・どうしましょう。困りました。誉め言葉しか出てこない!(*´▽`*)

 

このアルバムのツアーが、私の安部さんライブデビューでした。高1?高2?だったような。

初めて、安部さん本人がバーンとアルバムジャケットに出てきたので、当時は直視できなかったのをよく覚えてる(笑) やだー、あたしったら純情すぎるー(笑)

「FRAME OF MIND」という名の通り、このアルバムは洗練された大人の愛、心に灯った様々な愛の炎を歌にした、そんな印象だった。

このアルバムに出てくるものを、マセガキだった私は全部揃えようとした。というか社会人になってすぐに揃えた。束ねられる程の髪、黒いドレス、スリット、赤いパンプス、麻のスーツ、形だけ全開だったけど、そんなことでも近づこうと背伸びしてね。

前3枚のアルバムを聞きこんだうえで、あらたな魅力を感じた1枚として・・何より安部さんが全曲作詞したということが、当時本当に嬉しかったのを覚えてる。安部さんの紡ぐ言葉で、安部さんが奏でる曲で、その一体となったものを欲していたのよね。

さっきMCでは、本人はこのアルバムはそれほど売れると思っていなかったみたいな話があった。それに本当はSLITみたいなのの延長線として、よりSOLIDなものをやりたかったという話もあった。

リリースして意外と売れたという印象だったのかな?だって、昨日くっつけた動画みたいに、有名人取り入れたCM作ったりして、販促めちゃ力入れてたじゃん。ラジオ「DJステーション」のレギュラーだったのもあって、番組でもバンバン曲流してたし、民放でも良く流れてたよ。それだけじゃなくてアルバム自体が素晴らしいから売れていったのじゃん。

さっきは、ライブで初めて歌ったかもしれないなという本人が言っていた「瞳の霧」を間近で聴いて、鳥肌モノだった。この曲、こんなに良かったっけ。久しぶりに聴いて感動してしまった。これは、10代の小娘が聴いても良さはわからんわ、あんなガキだった私にはわかるはずはなかった。今はそう思える。

「CLOSE YOUR EYES」のフェードアウトが大好物で、あれだけ繰り返しエンドレスで聴いていたくて、当時カセットでどうにか編集できんかなと頑張ったことがあった(笑)

この歌は、未来永劫聴き繋いでほしいと強く願う。他にも好きな曲いっぱいあるし、3種の神器的なのは違ったりもするけど、作詞作曲安部さんで特に好きな歌と言われたら間違いなくこれを選ぶ。みんな大好きな「君愛」より好き。

で、順番が前後してるけど(なんせ帰宅後すぐ作成してるから、まだ興奮気味)、安部さんのファッションは、上下白いカジュアルスーツに中は、なんかサーカスみたいな(?!)派手目のTシャツ?、赤と白のシューズ、爽やかでいい感じでした♪

武道館で立派に歌う姿を見たのが去年の11月で、7か月ぶりに見るお姿は元気そうで安心した。武道館は遠すぎてちっちゃい安部さんしか見れなかったから消化不良過ぎたんだよね。

今回たぶん安部さんバンドはお初のドラムの宮崎さん!誠志郎さんのバンドで叩いていらしたような。記憶曖昧だけど(^^;) 大御所中の大御所、すんごい方がいらしたのだなと小笠原くんが見れない寂しさも吹っ飛んだわね。キレっキレで、それでいてこなれた感じ、2日で音合わせしたらしいけど、馴染んでるような雰囲気だったから驚いた。さすが。

そして、何より声を大にして言いたいのは、安部さんの歌声!!!ヾ(*´∀`*)ノ

本人が一番不本意なはずの声が出ない時期があったので、かすれるとか、伸びないとか、ひっくり返るとか、いろいろあるのは、もはや付き物として受け入れてきたけど、今日の安部さんは、本当にいっぱい練習したんだろうなぁって思った。

さらに、声の出し方もすっごい努力したんだろうなというのがわかった。本当は、大好きな安部さんのロングトーンずっと聴きたかったんだもん。

このアルバムだけじゃないけど、ロングトーンを要する箇所がいくつかあるでしょ。今までだと声が出ずらそうで、途中で止めちゃうような歌い方が多かったけど、今日は違った!!\(^o^)/

1曲目で「あれ??」と感じ、大好きな「夢が過ぎても」を聴きながらも「あれ???」と思い、アルバムコンプリート中は、心の中で歓喜のおたけびをあげてたよ。

盛り過ぎは良くないので正直に書くけど、そりゃね、還暦過ぎた人に、30年以上前と同じ歌声を望むのは酷だよ。さりげなくキーも落としてるし、声量も同じとはいかない。

そういうのを差し引いても、今日の安部さんの歌声は素晴らしかった!ただでさえ安部さんの曲は難しくて、歌いこなすなんて素人には無理なくらいなのに、本人だって大変だと思うのよ。

相当歌いこんだのか、ボイトレに励んだのか、その努力についてきっと語られることないだろうけど、安部さんを見ていたら感動しちゃって、毒舌吐くところがなかったよ(笑)

歌詞も間違えなかったな。9割5分くらい?ほぼ完ぺきに歌ってたのも珍しいというか、久しくなかったというか。

満員御礼の中で、嬉しそうだった安部さん。目がキラキラしてた。今日のお客さんもノリが良くて良かった。拍手も大きかったし、スタンディング素早かったし、みんなもきっと安部さんの嬉しそうな様子に幸せをもらったと思う(^o^)丿

今度はどのアルバムのコンプリートやってくれるのかな。すでに楽しみ♪今の安部さんなら、どのアルバムでも嬉しい。どれでも良いから聴きたい。

こんなに良いアルバムが、世間に認知されていない不思議よ。そういうアルバムばっかりなんだよね(-_-) 

50過ぎて聴くと、感じ方も違うんだね。安部さんが「当時歌詞書いたのは自分だけど、あまり覚えてなくて今歌っていると感じ方が違う」みたいなことを言っていたように。

帰りの電車の中で余韻に浸りながら、当時の事を思い出してた。浜松町の郵便貯金ホールでのライブのこと、翌日学校に行っても、ライブの余韻浸りまくって何も手につかなかったこと、ツアー後の記事を読みのが楽しみだったこと。

今日はいろいろなことを忘れるくらい、2時間ちょっとのライブに集中できた。それもまた久しぶり。ありがたい。

 


www.youtube.com


www.youtube.com

 

 

FRAME OF MIND(紙ジャケット仕様)

FRAME OF MIND(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:安部恭弘
  • ユニバーサル ミュージック
Amazon