安部恭弘 スペシャルエレクトリックライブ!"GENTLE NOTE Vol.40 at Mt.RAINIER HALL"~5th Album「tune box-the summer 1986-」Complete~

昨日の公言どおり、ライブの話など。

2月以降、コロナ禍に都内に行くのは、基本的には止めていたので、渋谷へ来たのは半年ぶりくらいになるのかなぁ。開演時間5分前くらいに入るように調整して、いつものビルへGO!

いつものビルのエレベーターに向かおうとしたら、ユニクロ入口で行列ができてた。検温と消毒をお客さん1人ずつにしてて、入店までの時間かかってるみたいだった。へー。意外とアナログだし、店舗が大きい割にはスタッフ1人で対応とは・・・

 

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6階にあがると、会場入口で自動検温(サーモグラフィのやつ)してて、こちらはスムーズ(笑) でも、個人情報を書いてほしいと言われた。きっとこの中の人がコロナになった時に、集団感染の可能性が出たら連絡が来るのかな。そういう連絡は一生来ないで欲しい。

物販もなく、お花もなく、座席を1席空けての公演ということで、お客さんの数も当然んながら少なかった。第1部は特に。

 

メンバー:安部恭弘(Vo.,G.)/重久義明(Key.)/木村万作(Dr.)/吉池千秋(B.)/伊藤ハルトシ(G.,Cello)/小泉信彦(Key.)/松田靖弘(Sax.)/浜田美樹(Cho.)/木戸泰弘(Cho.)

(セットリスト☆1部、2部共通)※無断転載ご遠慮ください
1.何万光年も離れた☆からのMESSAGE
2.優しい最後の夏
3.TUNE BOX
4.テネシー・ワルツ
5.いい人に逢えるさ
6.ナイト・フィッシュ
7.一瞬の夏
8.時の水底
9.彼女にドライなマティーニ
10.空蝉のステア
11.SHO-NEN
12.もう道はつづいてる(アンコール)

 

今回、セトリメモが楽だった(^^)/だって、頭と終わりの数曲さえ覚えていたら、後はアルバム順だから、めちゃ楽々~~~♪

アルバムコンプリートが楽しみだった数か月前の気持ちよりも、この状況下で良く開催してくれたなという気持ちとか、安部さんの姿を見れる嬉しさが勝った。

だからオープニングで、安部さん以外のメンバーが出てきて軽く演奏を始めて、その後安部さんが出てきた時に、いつも以上の安部さんに会えた喜びと、変わらない姿への安堵と、遮るものがないくらい良い席だったので恥ずかしい気持ちとか・・・いろいろミックスされた気持ちで胸がいっぱいになった。

後だしじゃんけんみたいで申し訳ないんだけど、1曲目は今の世の中にぴったりな歌だから、歌ってくれたら嬉しいなって思ってた。願ったり叶ったり!

安部さんがMCで話してくれた、コロナ禍の心境、とっても良くわかるし私もそうだった。心の奥にしまっていたけど、本当は不安でついぼやいてしまう事もあった気持ちだもん。安部さんもそうだったんだね。

そして「優しい最後の夏」は、夏に聴きたい代表曲のような感じ。私は「夢が過ぎても」も聴きたい。

お客さんは少なかった(1席空いてるせいで)けど温かったよね。第2部はファンクラブな人が多かったからさておき、1部も良かった。それに気のせいかいつもより皆の拍手も気合入っていた気がする。お客さんがいつもの半分以下だとしても、盛り上がりが欠けることなく良かった。内心心配してたんだもん。

で、アルバム本編突入~ うーん、安部さん自画自賛してたけど、それがなくてもどこからどう聴いても、本当に良いアルバムの1枚なので、それが時を経てフルコンプリートしてもらえる嬉しさったらないぞっと。

自分も年を重ねて、いろいろと知っていき、今の経験値であらためて聴く曲や歌詞は、解釈の仕方も変わる。初めてこのアルバムを手にした時の私は高校生だった。歌詞の意味なんてわかったような顔して、全然わかってなかった。

当時、テネシーワルツやナイトフィッシュとかあんまり聴いてなかった。歌詞の意味はわからないなりに聞いて「よくわからないけどエロい感じ」とか思う程度だった(笑)

ゆうべ、2回じっくり聴いてて、あー、こういう歌詞を本当の意味でわかるようになったんだな・・・なんて思った。だから最近テネシーワルツをカラオケで歌えるようになったんだなと。

あんまり演奏してくれないけど、POPな感じと誠志郎さんのコーラスが効いてる「一瞬の夏」が大好きなので、久しぶりに聞けてめちゃくちゃ嬉しかった。それに「空蝉のステア」も良かったなぁ。この曲本当に格好いい。

アルバムを通しで聴いてきた人ならわかると思うんだけど、あの流れで歌ってくれるのが自然というか、あの曲終わったらああでこうで・・・っていう安心感みたいなのがあったなぁ。いやしかし、本当に良いアルバムだ・・・何度聴いてきたか数え切れないほどだけど、何度聴いても飽きないアルバムを見つける私も、我ながらすごいと思う。

1部で聴いていた時は「これもう1回聞けるんだ」「自動的におかわりが発生するんだ」とか思ってた。2部ではよりじっくり聴いて、いつもながら安部さんを直視するように頑張った。恥ずかしいとか言ってられん!久しぶりに会ったのに、観なくちゃダメじゃん!NO MORE自意識過剰!!って、かなり自分自身に言い聞かせた。

それにしても・・・昨日の安部さん、惚れ直したよ・・・・あまり細かく書くと、座ってた場所がばれちゃうから書かないけど、いつも以上に良かった。演奏も相変わらず良かったし、こういう状況だったのもあって、久しぶりの安部さんエレクトリックバンドの音が良かった。

今回は美樹さんが一生懸命客席を盛り上げようとしてくれてた。それもめちゃ良かった。それにちゃんと応えて、より客席と一体感持てたように感じたんだけど、安部さんはどうだったのかな。

そうそう、メンバー紹介の時に話していたこととして、伊藤さんが梶原順のお弟子さんだと知ってびっくりしたし、今まで以上に好感度上がった!チェロの音色、いつ聴いても良いよね~♪

他の皆さんも変わらず元気そうで、本当に安心した。吉池さん・・・これ以上はお体に障るので心配です。

1部のアンコールは1回だけ、なぜなら2部に向けて客席を消毒しなくちゃいけないから、ってことで、理解して1部が終わり「じゃあ2部はさらなるアンコールあるかなぁ」と期待したけど、こちらもアンコールは1回だけ。しょうがないね。

はー、めっっっっっちゃ堪能した・・・行って本当に良かった。やっぱライブだよね。いくらリモートライブがいっぱいあっても、生には勝てないや。

それに、安部さんのこと心配だったから、元気な姿を見れたことが最大級に嬉しい。声の伸びも素晴らしかった。いっぱい練習したのかな。2回公演大丈夫かなって思ってたけど、杞憂で終わった(*´з`)

あ、今回安部さんは白を基調としたシャツとパンツで、1部→2部はお着替えしたような。どちらも白だったけど、どっちも格好良かったことだけは間違いない。

 

というわけで、さすがに2個は飲めなかったので、1本持ち帰ってきた瓶ペリエを冷やしつつ、今夜はこれでハイボールでも飲みながら、昨日の思い出に浸っちゃおうかなっ\(^o^)/

 


安部恭弘 Yasuhiro Abe - 空蝉のステア

 

 

tune box -the summer 1986-(紙ジャケット仕様)

tune box -the summer 1986-(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:安部恭弘
  • 発売日: 2019/03/27
  • メディア: CD