[*[独り言] ]またひとつお利口に

私の通っていた高校は、当時はちょっと特殊な高校で、普通の県立なのに私立みたいに専門科目が充実していたり、3年生になったら文系と理系に分かれて学んだりするところだった。
当時はそれでよかったし、理数が超苦手で勉強をしたくなかったっていうだけの理由で、その高校を選んで、見事に3年生になってからは理数系の授業がガタ減りして毎日楽しかった(笑)。

そのツケは大人になってから徐々にあらゆる場面で苦しみへと変化をしていくのですが、そんなことも知らずにアホな学生生活を送っていた私。今からタイムマシンでその頃に戻れるなら、もうちょっと理数系、特に物理と化学はやるべきだったなって本気で思い、やり直したい。

こうしてかなりいい歳になってからも、「あぁ、理数系わからん」って思う場面が多い。さらに知っていたら何かと便利だし、自分の思考の深さにもつながる事だったんだなって思う場面も。

例えば「エネルギー保存の法則
ええ、ほんのつい数日前にこの言葉とその意味を知ったばかりですが、何か?(笑) この法則がのちに核兵器開発の理論的根拠となった事も知ったばかりです。
物理学を学ばないと、こういう法則を言われてもぱっと受け答えが出来ないのですよ。全国の高校生諸君!嫌な科目でもとりあえず10段階で6くらいは取っておこうね!そうしないと、こうやってババアになってから、恥ずかしい思いをするんだよ!(笑)

でも、その恥も、知らないって言い切る事で教えて頂けるという利点もあるし、当時の先生が教えるより、絶対今説明してもらった方が頭に入りやすい。だって、興味を持って聞いてるもん。
同じく「質量保存の法則」も、50分の授業の中で先生が黒板に書いた事をだらだらとノートに取るより、今具体的な例を挙げて話してもらうほうが、スイスイ頭に入るよね(笑) それも興味を持ってるから入りやすいわけだ。
当時の先生を責めるつもりはないけど、もっと高校生が興味を持つような例を挙げて授業すると、もっと頭に入りやすいんじゃないかなぁ〜