[*[独り言] ]アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 を観てきた

原題は「Alice Through the Looking Glass」。この方がなんとなくしっくりくるような(^^;)。


映画の感想の前にちょといい??? このところ立て続けに映画館へ足を運んできた中、めちゃくちゃ気になっていつ言おうかと思ってたことがあるですよ。

映画予告編でいろいろな映画予告を見た中、「シン・ゴジラ」も何度も観て、その都度突っ込みたかった。

特に「(ゴジラに対して)ミサイルが効きません!」とか言ってるシーンで、ゴジラが未確認生物で脅威な存在だと知らしめているのを見てると「そりゃ使徒やわ!」「庵野さん(監督)近くにいるんやから、エヴァ呼べばええやん!てか、ゴジラ一体なんてATフィールドでどうにかなるやん!!」「初号機出せばええやん。いや、ゴジラならアスカの方がなんとなくいいかな」と妄想がついつい(笑)。

庵野さんがエヴァの新作よりもゴジラを先に作っていたのか知らんけど、いずれにしてもエヴァの公開が遅れている事へのいらだちをスクリーンにぶつけてきた(笑)

予告編のシーンを見てると、どうも巨神兵とダブるのは、きっと私だけじゃないはず。なんだか実写版エヴァみたいだった。セットとか特撮は、十分実写版でいけるなと確信(あんたは監督か!(笑))。後は実写版で苦しくなる俳優選びよね。特にミサトさんとマヤちゃんは、適した人が思いつかない。

おっと、いかんいかん。で、アリスね。
前評判がいまいちみたいだったけど、私は面白いと思ったし、ディズニーっぽくて良い映画じゃん。って思った。
確かに前作がおもしろすぎたので、見劣りしてしまうというのは否定できないけど、そこはそことしてね。
なにしろアラン・リックマンの遺作として、あの素敵すぎる声がもう新しい作品でお目にかかれないかと思うと、本当に悲しいし残念。だから思う存分アブソレムの語りを堪能してきた。

最初に驚いたのは、アリスの成長っぷり。まさかなオープニングだった。そして現代社会で理不尽なことを抱えている、親近感のわく様子も共感できた。

白の女王と赤の女王の幼少時代の話なんて、かなりこの姉妹の見方が変わったストーリーだった。赤の女王のルーツは興味深かったし、思わず「え〜、そこは言わないとダメでしょ〜」と、アン・ハサウェイに突っ込みたくなった(笑)
白の女王は、前作はすっ飛んでる感がすっごい素敵だったのに、今回は普通の女王様になっていたような。あとは前作からの時間の流れを、骸骨化したジャックで知る事になるのもなかなか(笑)。

ハッターの生い立ちも面白かったよね。ジョニー・デップが演じるキワモノ系は、見ていて違和感がないのが怖いというか凄い。
チャーリーとチョコレート工場の時、内容は違うけど、ウォンカのちょっと暗い過去のような、影のある役どころは本当にうまい。

ディズニー映画なので、最後はハッピーエンドになるにきまってる!って思いながら見ていたのに、かなりヒヤヒヤする場面があり、2時間あっという間に流れていってしまった。退屈なシーンもなく、前回わからなかったことがクリアになって、ますます世界観が好きになった。ハッターとのラストシーンは、めちゃくちゃゾクゾク。あのジョニデの表情だけで、どんぶり飯2杯いけそう←バカ丸出し

次作はあるのかどうかわからないけど、アリスとお母さんの行く末は気になる。せめてアリスがステキなパートナーを見つけるところまではやってほしいなぁ〜


アリス・イン・ワンダーランド [DVD]

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