[*[好きな音楽] ]杉真理 Mistone 30th Anniversary LIVE at 渋谷 Mt. RAINIER HALL PLEASURE PLEASURE

杉真理(Vo. G)&カルパッチョス (藤田哲也(b)、 渡辺 格(g)、小泉信彦(key)、高橋結子(d)、清水 淳(per))




(セットリスト)
1.アニーよ目をさませ!
2.Melting World
3.Key Station
4.やさしさにおかえり
5.君を想って 〜I think of you
6.あの夏の少年

〜Mistoneコーナー開始〜
SideA
7.Celebration
8.二人には時間がない
9.Backstage Dreamer
10.あの娘は君のもの
11.七番街の雨の朝
12.スターライトラプソディー

SideB
13.Panic in Submarine
14.Davy's Devil
15.Voice〜she got a diamond
16.冬の海に
17.いとしのテラ
18.Celebration(reprise)
19.It's time
20.タラップにて

アンコールその1
21.素敵なサマー・デイズ
22.シャローナに片想い
23.Dear Angie 〜あなたは負けない〜

アンコールその2
24.最高の法則
25.WAVE


一緒に行った親友が、限定版をゲットしたので撮影させてもらいました。直筆サイン付でした。素晴らしいっ!


定刻より8分程過ぎてスタート。アニーのイントロが流れると、お客さんの相変わらずの良いノリに杉さんはゴキゲンで登場。そして歌いだしがとっくに過ぎているのに、まだ歌わずに観客を見てにこにこ(笑) のっけから爆笑を誘う天性さ。まいりました(笑)

少しウォーミングアップをしないと、Mistoneにはすぐには取り掛かれないといった主旨の話をして「まだいかないよ」とMistone連続演奏はもったいぶりつつ(笑)別の演奏をしていた。MCが面白いのは今に始まったことではなく、どんだけ笑わせるんだというくらい、毎回毎回ネタがつきないんだよね。お見事。

今回は加山雄三氏の歌について、逆回転で聞き、歌い、それを録音し楽しむというオタクの境地のような遊びをしていた話と、その時の当時の友達の話があった。笑いすぎた〜

後は、起き抜けの杉さんは、声が低くて別人らしいということもわかった。それはねぇ、聞けないからなぁ。ガラガラ声のナイアガラーなんて、想像できないもん(笑)

そしていよいよ、杉さんが心落ち着けて、MistoneのA面から歌いだすことに。Celebrationのイントロと歌声で、一気に当時へタイムスリップした。この曲は、当時FM東京で杉さんが番組していた時のオープニング曲だったのでそれも懐かしい。

その後の間髪入れない「二人には時間がない」は、1階席のお客さん立ち上がってたけど、気持ちはわかる。この流れが大好きでさ〜。もうニコニコで見てた。そして歌ってた。当時って、つくづく思うんだけど、1つのアルバムを通して聴くことで、その中の世界観が完結だったんだよね。

あ、私は、2階最前列だったので、申し訳ないが座ってじっくり堪能しました。ありがたや。その席の素晴らしさもあって、引きの良さを実感したりして。遮るものが何もないってのは、最高です。始まる前から大興奮してました。

杉さんは当時と変わらない、歌う時のあのステップ。あれ見ると一気に当時に戻るんだよねぇ。足腰鍛えて、ずっとあのステップを踏んで欲しい。

このアルバムに始まったことではないけど、例えば安部さんとか、小田さんもそうだけど、あの時普通に聞いていた歌たちは、知らないうちに歌詞もしっかりと覚えてるもんなんだよね。自分の記憶力が素晴らしいのではなく、若い頃の記憶って、そう簡単には抜けないんだなぁ。

スターライトラプソディーの間奏では、日本語で一人二役の掛け合いをしてた。ちゃんと流行の日本エレキテル連合のネタも織り交ぜてた(笑)あれはもう一回聞きたいなあ。

怒涛のA面が終わり、まず一息つく杉さん。なんだかあっという間に終わってしまった。ライブ感はもちろんあるけど、アルバムの曲順通りに流れるように聞いていると、本当にあっという間。

実はこのアルバムは、B面の方が忙しいというか、歌う人には大変だと思うので、ちょっと心配しつつ、でもそれ以上に楽しみだった。何度も「いい?」「準備いい?」とカルパッチョスに聞いていた。

B面の曲調の多彩さは、無知だった当時の私には忙しいと思う気持ちもあった。だけどこのおかげで、音楽とは、さまざまなジャンルがあるのだということを教わったこともあり。ストレイキャッツみたいなロカビリーとか、モータウン調とか、ジャズ調でめちゃくちゃメローだったり、後からわかったビートルズのサージェントペッパーズみたいなrepriseとか。

そう、冬の海の流れからの、テラからの、repriseからの、It's timeなんて、まさかこの流れでライブで聴けるなんて!!この日一番の私の中の興奮ポイントだった。感激で胸がいっぱいだった。テラは何百回聞いたかわからないくらい、当時だとテープ伸びるくらい聞いてたのに、何回聞いても飽きないのよね。16歳くらいの自分を思い出すからなのかな。「くわーっ、たまんねぇなぁ」とその場では言えないけど、そう思ってた(笑) ♪Try to get it over the night〜♪ と、ずーっと歌っていたい夜だった。

あっという間のMistone全曲演奏が終わり、去年のStargaizerの時のように、安堵の表情を浮かべる杉さんと、鳴り止まない拍手。素晴らしかった。その後のセトリもこれまた良かった。
まりやに提供した「Dear angie」は、おまけDVDが欲しくてついつい買ったんだけど、まりやverよりしっくりくる気がした。作った本人が歌うからなのかもね。杉節というか、特有のメロディーラインがいいのよね。

そして、アンコールでは最新の歌「最高の法則」をまた聞けてラッキー!ぜひぜひ媒体化してください。ついででいいので(おい)安部さんとのデュエットの「音楽の女神」もぜひお願いします。切に願っております〜〜〜

来年は私の好きな「SYMPHONY#10」発売30周年というのがありますが・・・やってくれるよね?杉さん??いえ、やりましょう。

去年のStargaizerのセトリ、今回のセトリと見返してみて思ったんだけど〜次のアルバムの曲をさりげなく混ぜてるのじゃん。今回はアニーとKey stationを序盤に入れてたし。来年のことが膨らんじゃうじゃないの〜〜〜!!!

さらに貪欲な私としては、ボーナストラックも気になってくる。特に来年の場合(勝手にやると決めてる)だと、まずライブでは聴くことはないであろう「I DON'T LIKE POPS」や「ON THE B SIDE」なんてやってくれたら、冥土の土産増えるのじゃん!!リクエストしよ。最近ラジオ聞けないから、悔しいからメッセージ出してないんだよね(^_^;)

そんなこんなで満足のライブは終わり、ちょこっと居酒屋で飲み食いして(写真光過ぎてNGだった(~o~))楽しかったひと時が過ぎていくのでした。


mistone(紙ジャケット仕様)

mistone(紙ジャケット仕様)

SYMPHONY #10(紙ジャケット仕様)

SYMPHONY #10(紙ジャケット仕様)