[*[好きな音楽] ]8/16 杉真理 STARGAZER 30th Anniversary Live at 六本木スイートベイジル139

杉真理withカルパッチョス
(藤田哲也・小泉信彦・渡辺格・高橋結子・清水淳)

(セットリスト)
1.いとしのテラ
2.太陽が知ってる
3.夢見る渚
4.ウイスキーがお好きでしょ
5.やさしさにおかえり
6.君を思って I think of you
7.恋のかけひき


(〜STARGAIZERコーナー:アナログ盤A面)
8.SHOW GOES ON
9.スキニー・ボーイ
10.素敵なサマー・デイズ
11.OH CANDY
12.風の季節
13.内気なジュリエット

(〜STARGAIZERコーナー:アナログ盤B面)
14.サスピション
15.懐かしき 80'S
16.春がきて君は…
17.バカンスはいつも雨
18.スクールベルを鳴らせ!
19.君は天使じゃない


アンコール1
20.WAVE
21.夏休みの宿題

アンコール2
22.NOBODY
23.フランキーお願い
24.LOVE IS MASIC


綴りたいことがたくさんありすぎる!! 手が痛くなかったらモリモリ打ってます。ほんとに。
アルバム「STARGAIZER」発売から30年が経過しているなんて!!! 私はリアルタイムでこのアルバムをゲットしてはいなかったけど、たぶん高校生の頃には杉さんのアルバムは揃えたから、27、8年はお付き合いがあるのかな。
ご本人でさえ、このアルバムが出た当時に、30周年ライブをするなんて思いもしなかった、と言ってた。私だってまさかこんな風にお祝いできるなんて思ってなかった。ありがたやありがたや。

杉さん自身もどうなるかわからないと言っていた、アルバムの曲順どおり、それもアナログ盤A面とB面という区切りで、一気に演奏をするという初の試みは、大成功で終わりました。

ま〜、いきなりテラから始まったので、もうお客さん大喜び!!いきなり立ってる方もいた。杉さんはお客さんがどういう立ち振る舞いをしても、特に何も言わないタイプなので、そういう自由度も良いかな、と…
未だにテレビから流れる機会が多い、ウイスキーがお好きでしょ(サントリー)と、やさしさにおかえり(キャベジン)のコマーシャルが、連続で流れたことがあったらしく、杉さんの中では「ウイスキーのあとにキャベジン」というつながりも気に入っているらしい。そして「まるで僕の特集をしてくれているような」気持ちになっているとも。ええ、そうですとも(笑)

この時は関係者が多かった気がする。特にソニー時代にファミレスで朝まで語ったという、プロデューサーの須藤晃氏が来ており、彼がいなかったら、杉さん自身もほかの人と同じように、曲だけ自分で作って、詩はほかの人にまかせて歌うようなスタイルになっていた、須藤さんが「杉君の言葉で詞を書いて」と言われ、一緒になってたくさん話して考えた、という話があった。
その須藤Pが来ているので、歌詞を間違えられないと言って、STARGAIZERコーナーは緊張がこちらにも伝わった。だけど、なんだか気持ちの良い緊張感。
歌詞は間違えなかった!しいていえば、「夏休みの宿題」で1番と2番を同じに歌った程度。素晴らしい!!!!!ほんとにほんとに、来年還暦とは思えない。歌詞カード見ないし、楽譜見ないし、声は昔とまったく変わらないし。
高校の頃から数え切れないほど聴いた「STARGAIZER」の流れは、頭にしっかり入っていて、フェイドアウトからの次の曲のイントロ具合とか、そういうのも覚えてる。
杉さんは、フェイドアウトで終わるのがキライだそうで(たしかに少ない)今回は特にカットアウトで全部歌うということで、これがまた新鮮だった。
例えば「スキニー・ボーイ」はフェイドアウトして、次の曲のイントロが始まるって頭で記憶しちゃっていたので、それがカットアウトで終わるのとか、「バカンスはいつも雨」の終わりは、ほとんど間がない状態で「スクールベルを鳴らせ」に入る、あの焦燥感が好きなんだけど、今回はライブなので、間が空くのが新鮮だったりとか。
MCでは、このアルバムについては思い出が多すぎると言っていた。つまり全部話すには時間が足りなかったようで。それでもNHKFMの仕事があった時に、「素敵なサマーデイズ」に出てくる「BLTを口に入れたら」について、BLTが当時はまだ浸透していない言葉だったことで「何かの薬物ですか」と聞かれたとかって話は笑った(笑) これって時代だよねぇ。 私もボキャブラリーがめちゃ少ない子だったので、BLTって何だろうって辞書引いても出てこなくて(笑) 今ならさ、こまったらwikipediaだもんなぁ。

今回は夏らしい、杉さん「らしい」夏がたくさんちりばめられた選曲で、ナイアガラーもありで、嬉しかった。

ぜんぜん書き足りない。だけどこの辺で(^_^;)

当時はさほど何とも思わなかった歌で(杉さんごめん)随分経ってから「やっぱいい歌だわ〜」としみじみした。
「どんなに世界が冷たくしたって baby 君を守りたい」 このフレーズはKOものだよね(笑)

杉真理 内気なジュリエット