Netflix「極悪女王」を観た

9/12にたまたま、私のYoutube画面にネフリの生配信が出て、それを見るまではドラマの事を忘れてたんだけど、思いださせてくれて感謝!

かなり前から気になってて、配信されたら観るぞと決めていたのじゃん。

この生配信を観た後で、すぐに記事化できれば良かったのに。あの頃ってたしかサイバードの酷すぎ&ユーザー大事にしない事に腹立てたから、そっち優先したんだったかな。今でもくすぶってるけど鎮火してますだ

ドラマの公開はキャストさんのアクシデントで遅れたみたいだけど、こうして無事に観れて嬉しいぞっと。

まだ配信されて間もないし、一応ネタバレになるので、例のごとく改行いっぱいしまーす♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じでいいかな。

 

私がやたら見ている白石監督作品だし、この手のものだったら間違いなく面白く撮ってくれそうな期待しかなかった。そして期待通りだった!(^o^)丿

フィクションとノンフィクションが入り混じるドラマ、今の時代なら間違いなく出来ない試合の再現は、それだけで見てみたいという期待値上がる要素になるよね(^^)

数年前だよねぇ、ゆりやんがせっかく痩せたのにまたこのドラマの為に体重を大幅増量しなくちゃいけないとかって。

その記事を読んだ時は「大変だし身体が心配だな」と思った。プロ意識高そうな人だから、きっとやり遂げるんだろうなぁとか思いながら、いつか観るその時を楽しみにしてたのじゃん。

クラッシュギャルズダンプ松本が活躍していた全女時代は、モロ世代。もっと言うとビューティーペアの頃から女子プロレスも観てた。

「も」と書いたのは元々父と一緒に新日本プロレス全日本プロレスも毎週しっかり観るほど好きだったから。

今回映像でも出てきた「週刊プロレス」は、毎週父が買ってくるので一緒に見てたし、前田さんと長与千種のって、本当にあったやつだよね?なんか見た記憶あるのよね。

子供の頃にプロレスを観ていた私は、エンタメ要素とか興行とかって意味も存在もわかってないので、毎回試合を真面目に見てた(笑)

だからダンプ松本ブル中野が酷すぎる試合をして、阿部四郎がレフェリーなんて呼べないえこひいきしたジャッジする様子を見て、本気で嫌な気持ちになり、本気でぶん殴りたいと思っていた。

ブル中野は、中野恵子の頃に「この子いいな、うまいな」と子供ながらに期待してベビーフェイスになると思っていたのにという、勝手に裏切られたような気持ちになってしばらくの間は受け入れられなかった。

ドラマの中の流血シーンは良く再現してる。実際にはもっといろいろな凶器使ってたよねぇ。あれを日曜の昼間のお茶の間でおやつをつまみながら観てるんだよ、今思うとすごい画だよね(笑)

話前後するけど、立野記代とかコンドル斎藤とかって出てこなかったのがちょっと寂しかった。立野も好きだったのよねぇ。

当時はクラッシュもだけど、横田利美のうまさは父といつも褒めてた。今回の横田のジャーマンの再現は熱かったぁ~ 引きの映像だったから技かけてからは差し替えたかなと推測したけど、そりゃジャーマンを女優が本気でかけられないよねw

飛鳥のジャイアントスイングも良くあそこまでやったなと感心した。お世辞にも綺麗とは言えないしちょっとふらついている感じあるけど、それまでもが当時を思い出させるような。

そしてモンスター・リッパーという名前を何十年ぶりに耳にしたかという位で、鳥肌立っちゃったよ(^O^)

個人的にはジャッキー役の方の仕草がね、ジャッキーをよく研究したなぁってくらい似てたのが嬉しくて、「かけめぐる青春」を歌う時のジャッキーのファサーっと揺れる前髪が好きだったw

後は横田はすっごい似てたし、デビル雅美もめちゃ似てた!デビルって試合の時ああいう感じだった。ベビーフェイスに転向してからなんかつまんなく感じたっけ。

ブル中野やクレーンユウ、大森ゆかりの再現性もすごくて驚いたぁ~そうだよね、マスクドユウの時ってなんか弱かったし、変なマスクwだったの覚えてる。あれ本当に手作りだったのかな。

松永兄弟はイケメンすぎw 特に俊国をまさかの斎藤工が演じるとは!彼は演技上手いのでどんな役でもこなしちゃうけど、今回はイケメン過ぎだったな(二度言う)

あの兄弟たちの良いように使われて、プロレスが好きというひたむきさすらお金に変えられても、駆け抜けていた全女の人達。今でいうところの本当にブラック企業で、経営も適当で、待遇も最悪だったのに、皆良く頑張ったよね。それだけで泣ける。

松本香がダンプ松本として生きていくと決めた覚悟は、随分大人になってから雑誌記事で読んだりした。でも当時は本気で嫌いだった。

子供の頃はヒール役という存在意義すら理解してなかったから、ただの暴力、ただの反則ズル野郎、技もまともにかけられないデ〇、ダンプの事はそんな目でしか見れなかった。

それを容認する団体って何なんだろうとか、阿部四郎のふてぶてしい様子が心底嫌いで本気でフジテレビに苦情を言いたくなった時もあった。

今思うと、それこそがまんまと戦略にはまっていたって事なのよね。あんなに嫌われる人って、そういないよね。世間のほとんどの人達から「嫌い」という感情だけを向けられるなんて、そんなに注目されてるなんて、凄い存在だったなと今は思える。

光が濃い分、影も濃くなるし、その逆もしかり。そういうコントラストをうまく魅せて興行的には大成功をおさめた事は賞賛に値するとは思う。

だけど、徹底的にヒールを演じると決めたダンプの覚悟を思うと、想像できないほどの思いがあったに違いない。今はそれがよくわかる。

実際に本人や実家にいやがらせはあったようだし、家族だって世間から冷たい目で見られたようだし、今では信じられない事ばかりされたみたいだった。

子供の私は気づかなかったけど、極悪同盟があそこまで嫌われて憎まれて、それでもリングに立ち続けたのって、その原動力は「覚悟」だったんだよねきっと。

幼少期の苦労や、吐き出せない心のいらだちをぶつける・・・怒りが原動力になっていたのはもちろんだけどさ、やりきるという覚悟って言葉でいうのは簡単だけどそんな誰でもできないよ。

ドラマを観ていたら、だんだんゆりやんがダンプに見えてくる不思議よw ゆりやんの高い演技力も素晴らしかった。演技力高いと言葉にするとたった5文字になっちゃうけど、これまた大変だったんじゃないかな。

長与千種ライオネス飛鳥を演じた2人もすっごい似てたし、細いのによくあそこまでプロレスやったなと感心した。

記憶が朧気なんだけど、髪切りデスマッチの時家族みんなで観てた記憶があって、ダンプが勝ったのが納得いかなくてしばらくの間悶々としたっけ(笑)

当時プロレスとして観る分には、私は横田利美が出てくる試合が好きだった。今回のドラマでフィクションな部分あったみたいだけど、メキシコに修行行くとかブックについて物申すとか、本当にありそうなシーンだった。あれ、実際にはジャガーになってからメキシコ行ったんだっけ?ちょとうろ覚え・・・

5話で終わるのが短くてそれだけが不満だなぁ。でも続編とかはもうやらないでいい。だって役者さんたちの身体心配だもん。

後はダンプ松本として生きるようになってからが、ちょっと駆け足過ぎじゃないかな。もう少し描いて欲しかったかなぁ。

もしこういったドラマ化がまたあるとしたら、そりゃもう私は断然タイガーマスクだけど、いや、佐山さん生きてるのに申し訳ない(;'∀') それにこっちの方が役者さん演じるのは難しそうだな(^^;)

できればもう一度見てから契約解除したいぞと。

 


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