[*[独り言] ]劇場版・はいからさんが通る〜前編・紅緒、花の17歳〜を観てきた

映画の日の1日に、上映期間ギリギリでしたが、無事に観れました♪



ぶっちゃけると、前編は行かなくてもいいかな、という気持ちもありまして〜 それは、TV版が中途半端で終わったことについて、ウン十年経ってもスッキリしなくて、まさかリバイバルがあると思っていないから、後編だけ見れば全体を分かった気になるかなぁというもの。

でも、せっかくだし、映画の日だしで、無理矢理スケジュールを組んで観てきまして、行って良かったなとしみじみ思っております。

もう何十年もコミック読んでなかったので、ところどころ忘れていた事もあって、映画を観ながら「あ、そうだ!そうそう」と記憶の糸を辿ってました。
画が変わっただけで、ストーリーに変化はなく、瞬く間に話が進んでいきました。テンポが良いので、あっという間に時間が過ぎていき、もっと見たい!!という気持ちになりました。

声優さんは、オリジナルに近い方を探したんだなぁって思えるような声でした。如月さんとか伊集院の奥方とか、かなりオリジナルに近いって感じだった。
少尉だけは、昔声をあてていた森功至さんのイメージが定着しちゃったのもあって、ちょっと軽い感じになっちゃったかな。なんかチャライ忍さんというか。まぁ、それが宮野さんっぽいところだからしょうがないか(爆)

どこまでを前編で描くのかが気になっていたけど、期待通りの終わり方で、次回の後編を観るのが楽しみになりました。ネタバレしていいか迷ったので、細かい事が知りたい方は、直接話しましょう(笑)

この漫画に夢中になった頃、私は小学生だったので、話の輪郭とか、少尉や鬼島さんが格好いいとか、表面的な事への憧れしか持ってなかったなと、今回つくづく思いました。

少尉の生い立ちはすっかり忘れていて、映画見ながら「おお。そうだったそうだった」と思い出し、保守的な伊集院家を何とかしたいと思いながらいた様子や、紅緒さんへのぶれない思いとか、なんていうか久々に「ははぁーーーっ」とひれ伏したくなりました。
木から落ちる紅緒を受け止める様子、頬や手の甲へのキス、観るものすべてにキュンキュンしました(*^^*)

そして、相変わらず綺麗でけなげな蘭丸のひたむきさ、紅緒の揺れる乙女心、環の無念さ、吉次の一途な様子も、子供の頃はわかっていなかった事が、手に取るようにわかる今、スクリーンの中で生きているキャラクターたちの一挙手一投足に涙出ちゃいました。

後編の予告がちらっと出て、やっと待望の、コミックでいうところの6巻以降の様子がカラーになっていたことが興奮!
そして超久しぶりに見たラリサが、「へぇ、こういう仕上がりなのか」という画になってました。憎まれキャラのラリサだけど、きっと今なら違う目で見れるんじゃないかな。

コミック買い直したいー!サンタさん、私にコミック版をくれませんかぁ〜 <急にドリーマー(笑)