やけに多いような

今朝は教授の逝去のニュースで、寝不足だったのにスっと起きた。去年だったっけ、ピアノコンサートの配信があって、じっくり観たというのに。

さらにボビー・コールドウェルも先月亡くなっていた事を知った。なんだか自分がずっと聞いてきた音楽たちを生み出してくれた方々がどんどんこの世から消えて行ってしまう。

喪失感、と書くには足りない。

この先もこういう気持ちになる機会が増えるんだろうな。覚悟なんてできないけど、せめて今生きている方については、私も生きている間にいっぱい音楽を聴きたい。

YMOは小学生の頃すごかった。テクノなんてジャンルは初めてだったし、聞いたことのないような音に機材に囲まれて演奏する様子は、子供ながらに衝撃的で新鮮で好奇心がそそられた。

高校の頃には、熱烈なYMOファンがクラスメートにいて、私はその頃雑食というか色々なジャンルを聴いていたのもあってFMステーションを貸し借りした思い出があった。

そして、不謹慎と思われてもしょうがないというか・・・私が長年ずっと追いかけて来たアーティストたちにも、いつか命の終わりは来る。それもそんなに遠い未来ではないかもしれない。あるいは私が先に逝くかもしれない。

どういう形で私の好きな音楽たちとお別れをすることになるか、今はまだ想像ができないししたくないけど、受け入れなくてはいけない時が来る。

私、生活がひっ迫しても安部さんのライブチケットを諦めきれなくて、今回光熱費や食費使うより先にチケット代に使ってしまった。バカだと思われても、私の中ではどう考えても先にチケット買わないと、って気持ちしかなかった。

こんなふうに自分の生活より会いたい人を優先できるのだって、いつか終わりが来る。この頃はライブ1本1本が今まで以上に大事になった。噛みしめるとか、目に焼き付けるとか、そういう意味よりもっと強い思いで観ている。

音楽はこの世に溢れているのに、何かが欠けてしまったような気持ち、この先も体感していくんだよね。

今は多くの名曲を生み出してくれた方々への感謝と鎮魂を。

 


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