別館を更新しました。明日は阪神ジュベナイルフィリーズだよ〜
てなわけで、2回も観ちゃったまりやのシアタームービーを語らずにはいられない!
生まりやを見たのは、昔、杉さんとか安部さんのライブで、観に来ていて飛び入り参加とかってのしかない。今となってはそれはもうかなりの貴重な体験になるわけだけど、そんな風に彼女があまり露出をしていないことに違和感がないのは、コンスタントにアルバムリリースをしていたからかもね。
「シンガーソング専業主婦」なんて、他の誰もやっていない事をやっている彼女。仕事と家庭の両立は、1人で絶対にできないから、いかに周りの人たちのバックアップが素晴らしいかが窺えますな。
今回の上映で、劇場へ足を運んで動くまりやを見れた事は、最大の良かったことだったし、オープニングから泣かされた。オープニング「アンフィシアターの夜」で、いきなりアオジュンさんこと、青山純氏が叩いてるのを見れたことは、本当にありがたかった。達郎もまりやも、アオジュンさんのこと、本当に敬意を表してくれているんだな。それが嬉しくて、叩いているアオジュンさんの映像が懐かしくて、そして素晴らしいミュージシャンだと再認識して泣けた。
アオジュンさんは2000年の映像しか残ってないけど、その後達郎バンドのドラマーになった小笠原くん(若かった!)の映像も観れて、それもまたよかった。やっぱり全然違うね。みんな聴いていて気づいただろうか。アオジュンさんのスムースですべての音になじむ刻み方とか、あんなの誰も出来ないって思う。小奇麗で、心地良いっていうか、いつまでも聴けるんだよね。
大瀧詠一との3ショットも、こんな形で見るとはね、って思った。まりやとのデュエット曲は、ライブ映像はないのが残念。きっと実現したかったろうな。
45歳、55歳、59歳のまりやは、年齢を重ねていくにつれ、そのそれぞれが美しくて、こんなに表現力にあふれた歌い方をするんだ、って知った。45歳のまりやは、なんだか小動物みたいでめちゃ可愛かった。
アルバム「souvenir」では、音はわかったし、きっと間違いなく会場は盛り上がっているだろうって想像しながら聞くしかなかったから、今回「あぁ、こんな風に歌ってたの!」っていうのが見れたことは、めちゃくちゃ嬉しかったなぁ(^o^)
杉さんの作った「JBOY」「ウイスキーがお好きでしょ」、安部さんが作った「五線紙」を、今回取り上げてくれたのも嬉しかった。大切に歌ってくれているんだね。ありがとう!!って言いたい。
先日抽選には外れちゃったけど、品川ステラボールでのライブでも、五線紙を歌ってくれたそうで、ありがたいですな。今のまりやの歌、本当に聞きたかった。
アイドル時代から少し経った頃の、80年代の作品が好きな私にとって、正直言ってOL路線とかが続いた頃や、皆が好きなあの失恋ソングとか、良く「歌って」とカラオケでリクエストされても歌わない曲(あえて伏せておく)って、あまり興味がなかったし、今もあまりない。
でも、今回映像を見たら、溢れる表現力に圧倒されてしまった。アルバムアーティストだと思ってきたけど、この方はシンガーで、アクターなんだって、すごく感じた。こんなの生で観たら、私が男性だったら恋しちゃうと思った(笑)。特に、大好きな曲の「プラスティックラブ」の映像は涙ちょちょ切れたし、「カモフラージュ」の表現力は一番印象に残った。
そして、達郎を見つめて歌う姿は、これまた可愛くていじらしくて、とてもほほえましかった。こんな映像なかなか見れないもん。
2000年の映像が多かったので、他の年のも同じ量の映像を見たかったんだけどなぁってのが、1つだけ引っかかったところかな。
souvenir以外のライブ音源って、出てないんじゃないかと思うから、出来れば出してほしいけど、難しいのかなぁ。DVD出せば、めちゃ売れちゃうじゃん。
インタビューや、ロスのスタジオ映像も貴重だった。もっと見たかったな。途中急にアイドル路線でまだいけそうな映像もあり(笑)、格好良さもありつつキュートさは変わらなくていいなって思った。
アンコール上映とかないのかな〜 あ、これをDVD化お願いしたいっ!!
竹内まりや プラスティックラブ