あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんの閲覧を頂き、本当にありがとうございました。本年も気の向いた時にご覧頂けたら嬉しいです。
てなわけで、大晦日に深酒をせず、せっせと労働をして、今日もB社で耐えてきました。リーダーその2に会ったら、すぐにシュンとして、捨てられていた子猫のように甘えてきたので、「どっか(心以外に骨とか)折れたんですか?」と一応気遣っているような言葉をかけてあげた(上から(笑))。
すると「階段を踏み外してずっこけちゃってー。腰が痛すぎて辛いっす。コルセットしていても苦しい」と、あれこれ言ってた(全部は覚えてないらしい)。とてもバツの悪そうな様子だったので、いじめるのもアホらしくなって「ま、しょうがないですよね〜。お大事にぃ〜」と言って、後は余計な事を言わず放置。元日早々、この私が(久々出してみた)こんだけ優しい言葉をかけてあげたんだから、それでもう充分でしょ。
後はご挨拶をして回って、普通に労働。でも、今日の8時間半は長かった・・・元旦にがっつり労働するのは何年振りかしら。
11月下旬ごろだったかな。職場で一番若い23歳のAちゃん(以前は違う呼び方で書いてたかも)から、実家の畑で新米がとれて、定期的に送られてくるけど食べきれないから、良かったら食べませんか、って言われて嬉しかった。
この子は、若いのにとってもしっかりしていて、賢くて格好良くて、でも、3月でお別れな事もあって、私なりの母性とか父性とか、混ざったような心境で接していた。この年になったら、若者と心を通わせる事の尊さとか美しさがしみるんだよね〜(笑)
米がどうのというよりも、その気持ちが嬉しくて、つい「じゃあ、元旦に一緒のシフト入ったら、その新米を炊いて、お弁当を作ってあげるよ」と、言ってしまった。そう、言ってしまったのです(笑)。
月日は流れて、ちょうどクリスマス明けの頃、Aちゃんと久しぶりに会った時に「〇に袋に入れておきました♪」って嬉しそうに言うので、一瞬なんだっけ、と考えて「あ!!新米!!」と思いだした。・・・えーと、少し忘れかけてました(爆)。
というわけで、30日にちゃんと買い物をさえ出来ていたら、今日のお弁当はもっと充実していただろうに、すべてはリーダーその2のせいで、私はAちゃんの事を120%喜ばせる事が出来なかったかもしれない。だから30日はめちゃくちゃ腹が立ってたのじゃん。
昨日、紅白終わって日付が変わってからは、ひたすらおかずの下ごしらえをして、どうにか人に出せるレベルのもので喜んで欲しくて頑張った。
今日、Aちゃんに「持ってきたよ」と言って渡した時に、とても喜んでくれてほっとした。ただ気がかりだったのは、東北の方なので、「私、基本色が茶色で、濃くて飯が食えたらなんでもいいです。あと、出汁巻が食べたいです」と、おかずについてのリクエストがざっくりだったこと。
私は関東の人だし、親族はほとんどが東北だけど、味覚については完全に西のほうがあってるし、普段から西寄りの食生活だから、ここが譲れなかった(笑)。お米ありきで何か作らなくなったので、彼女の為に保険はないとまずいなとか、いろいろ考え、経済的な都合も考えて、正月テイストをちょっぴり入れたお弁当を作った。何しろ野菜が高くて、結構きつい。
結局、美味しいお米に合うおかずとして、こんな感じで作ってみた。出汁巻風の卵焼きと、ブリの塩麹漬、ピーマンの鶏脂炒め、そして関西風筑前煮。ごぼうと筍は勘弁してもらった。
お昼休憩の後、戻ってきたAちゃんが「里芋がーーー」と突然言いだしたので「ん?どうした?」と聞くと「母の作るのに似ていたんで、実家の味が恋しくなりました」と言った。あー、びっくりした(笑)。お口に合わなかったのかとヒヤヒヤしたわ〜。
先月、腎臓がんで手術をしたばかりのお母さんの事を思いださせてしまったようで。きっとまたいつか作ってもらえるだろうから、それまでは私ので我慢しといて、って言っておいた。
出汁巻風の卵焼きは、普段なら絶対自分の為にはここまでやらないであろう、極限の柔らかさに挑戦したので、あまり自信がなかったので、喜んでくれて良かった。細かくて嬉しい感想は私だけに留めておきたいので、書かない(笑)。
人の為に久しぶりにお弁当を作ったなぁ。しかも、年明け早々。なんかやりきったわ〜(^^♪
明日はちょっとだけ頑張ったら、夜はお楽しみが待っているので、もう1日頑張る!!! はぁ、それはそうとして、彼がさらに具合悪いらしくて、もう飛んでいきたい。でも、大人だから頑張って回復して欲しい。明日のスーパームーンに祈るとしよう。