杉 真理(vo,ag) ＆紅茶キノコ選抜メンバー：杉 未来(dr)、 藤田哲也(b) 、坂本 洋(kb) 、橋本 哲(eg)、 清水 淳(per) 、高橋結子(per)、谷口守（cho）、村田バンドより：山本圭右(g)、小板橋博司(per)、ゲスト：フラワリー・パッド、村田彼方 、山田稔明
入口にはデジタルフォトとお花が。
ドリンクコーナー付近は、フォトギャラリーになってました。他の方が映ってしまうので、撮影したもの全部載せられず、です。
（セットリスト）
1.Hello again
2.wave
3.太陽のプレシャス
4.太陽が知ってる
5.電話しても
6.君を想って〜I think of you
7.Stay the young（小板橋さんvo）
8.鎌倉散歩
9.ウミガメの背中で（withフラワリーパッド）
10.SARA!（谷口さんvo）
11.未来世紀の恋人へ（with杉未来dr）
12.彼方に（with村田彼方dr）
13.Once upon a time in JYOJI town
14.二人乗り
15.平和な人へ
16.（ちょとメモぬけてしまいましたm(__)m）
17.ミュージシャン行進曲（with山田稔明）
18.BRAND NEW DAY BRAND NEW SONG（with山田稔明）
アンコール
19.So Long, Mrs.
20.一本の音楽
21.WE LOVE YOU（with村田彼方dr）
22.平和な人へ
ちょっとセトリが怪しいので、違っていたら教えて頂けるとありがたいですm(__)m
何回か書いて、また消して、とかってしていたら、あっという間に1か月経ってた(^^;)
ライブ見てからもう1か月経ってしまった。なんて温かくてせつないライブだったのだろう。
前日も同じ場所にいて、同じアーティストのライブだったのに、ぜんぜん違う雰囲気。
「今日はツアーファイナルなので、この会場に間違いなく村田も来ていると思います（ニュアンスだけお伝え）」という杉さんの言葉に大拍手。曲と曲の合間に、いろいろな話があった。
皆の村田さんとの思い出話は、笑いあり、笑いあり、そして笑いあり・・・（笑）中でも印象に残っているのは、小板橋さんの話と物まね、それから村田さんのホテルでの「歯ブラシ貸して！」という話。
そして、さんさんと降り注ぐ太陽のような村田さんの明るさの周りで、笑って笑って、ずっと皆一緒に音楽してきたんだろうなって思える時間だった。
MC聞いていて腑に落ちたのは、杉さんがここ数年で、声が衰えないどころかますます出ている事と、ギターが上手くなった事だった。
村田さんと一緒に活動をするようになってから、常に新鮮さと楽しさを、そして前向きなことをしようという提案を受け入れていたら、ギター練習をするようになって、結果として上手くなったと。さすがトラコンビ（動物占い）、お互い自分に厳しい分、相手にも厳しいあたりが素晴らしかった。
Stay the Youngだけ、小板橋さんが歌ってた。めっちゃ似てた。この歌本当にいい歌で、いつかカラオケでちゃんと歌いたいって思ってる。谷口さんのSARAもめっちゃ良かったなぁ。
「ドラ息子」こと、杉さんのご子息の未来くんと、村田さんのご子息の彼方くんの登場も温かくて、彼らがまだ生まれてない時から、ステージを見てきた私たちって、本当に感慨深いなぁ。
そうそう、今年の杉まつりの親子共演凄かったよね。私たしか書いた気がするけど、ツェッペリンが凄すぎたし、あの命の灯を全開にしている姿、今振り返ればそう思えるのだけど。杉さんいわく「最高値記録したままいなくなるなんて、ずるいよ」って、ほんとそうだよね。今年の村田さんは本当にすごかったもん。
病気の事がわかってから、おそらく抗がん剤治療はせずに過ごしていたことがわかるような話があった。村田さんらしい、と思った。真夏の暑い日差しの様に、燃えきっていったのかな。
ツアー中に杉さんが村田さんを思って作った新曲「平和な人へ」は、曲調は明るいんだけど、ステージが見えないくらい目にワイパー付けないと無理っていうくらい、淡々と歌う杉さんの姿が辛かった。
「君とまだつながっていたいから 声がかれるまで僕は歌ってる」というフレーズがあったかと思うんだけど、隣にいた方が、たぶん村田さん大ファンのようで、ずっと肩震わせて泣いていた。
「BRAND NEW DAY BRAND NEW SONG」の時には、この歌用に入場時に配られたタオルを全員で振った。ちょーっとプチタオルだったので、ぶんぶん振るとだんだん丸まっていくので・・・(^^;)
名古屋の最終公演の日、私は名古屋出張だったのに、このライブへ行けなかったことが悔しかった(>_<)静岡はスタレビ根本さんが参加するという話もここで発表があった。
アンコールは一度だけ。そのあたりも杉まつりで村田さんが言っていた事そのままって感じだった。
杉さん、本当にグッジョブ。あんなすごいパフォーマンス観たのはどのくらいぶりだろうか。次の日どうなってもいい、くらいの気迫と熱さ、村田さんにささげるかのような情熱を感じた。
そもそも村田さんと杉さんのボーカル力は、私が語るまでもないんだけど、この時の杉さんを見て、文句を言う村田さんファンはいなかったと思う。
凄かったよ。よく歌いきったと思う。杉さんのエネルギッシュさ、あらためて見習わせてもらった。
終わってから拍手が鳴りやまなくて、席を立つ人もまばらだった。もう一度出てくるかなって思ったらそれもなく、館内清掃に入るから帰るよう係員に言われてやっと席を立った。
アンコール最後に、もう一度「平和な人へ」を歌ってくれたのが、今回のライブの最も印象深いところだった。この歌は媒体化するのかな。して欲しい。多くの村田さんファンに聞いてほしい。
好きなアーティストが亡くなってから急にあれこれと語りだすのは、私のポリシーに反するので、生きているうちにいっぱい話すというスタンスは変えない。だから、村田さんの事は忘れないけど、生きている人優先にする。
本当はめちゃ悲しいし、私の好きな村田さんの歌声が生で聴けない事は、そう簡単に諦めきれないけどさ。
まだまだ、もっとこれからこういうの増えちゃうんだもん。やっぱ私先に死にたいかも。そしたら悲しまなくていいもんね。
