私は中3の時、文芸部に入っていた。詩を作ったり、ちょっとしたエッセイもどきを書いたりしていた。文化祭の時や学期末には文集を作ったような記憶も。
その時の顧問の先生の影響だったか、ちょと記憶が曖昧になってるのは申し訳ないけど(^^;)、中原中也の詩集を読めと言われた事があって、図書館で借りて読んだ。その後自分でも詩集を買って読んだなぁ。
今月の「100分で名著」は中原中也だったので、毎週楽しみにしてた。あらためて彼の詩を読んでいると、いや、かなり年を取ってからの詩は、染み入るポイントが全然違う。若い頃はぜんぜんわかってなかったなぁって事ばかり。
30歳で命を終えた彼だからこそ、その短すぎる人生の中でつづった詩たちを、「凝縮された思い」として受け止められるんだよね。
私、数冊詩集を持っていたのに・・・どうやら某所へ置いてきちゃったんだな。また買い直ししようかしら。
- 作者: 中原中也,吉田ヒロオ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2000/03/29
- メディア: 文庫
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