安部恭弘(Vo.,G.)/重久義明(Key.)/木村万作(Dr.)/吉池千秋(B.)/伊藤ハルトシ(G.,Cello)/小泉信彦(Key.)/松田靖弘(Sax.)/浜田美樹(Cho.)/木戸泰弘(Cho.)
【セットリスト】※無断転載を固く固く禁じます。
01.十年後
02.Sounds Of Love(愛の足音)
03.We Got It!
04.Season
05.I Love You
06.裸足のバレリーナ
07.Hold Me Tight
(休憩)
08.CAFE FLAMINGO
09.SINGLE ROOM
10.BAD BOY
11.FUNNY LADY
12.MANHATTAN
13.Double Imagination
14.Steppin'
15.いい人に逢えるさ
16.CLOSE YOUR EYES
(アンコール)
17.ジュリエット
18もう道はつづいてる
(More アンコール)
19.五線紙
いつもみたいにライブに間に合うように用事を済ませるなどのプレッシャーがない中、痛み止め飲んで貼り薬貼ってってのだけは気を付けて出かけたライブ当日♪
今回も来月もSOLD OUTとのことで、めでたいっ\(^o^)/
ほぼ定刻でライブはスタート。今回のお召し物はたぶん淡いグレーのソフトジャケットスーツみたいな。中は黒いTシャツっぽいものを。カジュアルでスポーティーな感じでステキでした♡
客席でよく見かける面々の中には若いお客さんもいた。昨今のブームで安部さんを知ってチケット買ってくれたとかだったら嬉しいよね。若いファンもいまっせ安部さん!
そのせいもあったのかどうかはわからないけど、安部さんは終始ゴキゲンだった。ゴキゲン過ぎていつも以上に暴言多発w
上からの物言いも毒舌も、言った後で反省してるあたりが可愛かったりするw。大丈夫だよ安部さん、上回るくらいの毒吐きがここにいるから。これからおおいに書くから( *´艸`)
とはいえ、初見の方はびっくりしただろうなとは思ったので、口下手&愛ある毒舌なので気にしないで欲しいなと思いましたとさ。ってなんで私がフォローせなあかんの(笑)杉さんのことはともかく、ダメよお客さん下手にいじっちゃ(゜-゜)
さてさて、デビューアルバムである「Hold Me Tight」がリリースされたのは83年、私は数年遅れてこのアルバムをゲットしていた。高1くらいかな。
聞き込んだというレベルではないほど、めちゃくちゃ聞き倒したアルバムの中の1枚がこれ。ライブ中も一緒に脳内で歌ってたけど、歌詞すらすら出てきたw 若い時に覚えた事って、ホント忘れないんだねってのを今実感中~
当時Hold Me Tightの意味すらわからなかったくらいおバカ全開だったので、辞書で調べて「きゃーー抱きしめるぅ?!」って知って、一人で恥ずかしがってたのを覚えてる。ウブオブウブ、今思うとウブ過ぎてその頃の自分が愛おしい(笑)
ジャケット写真の安部さんがあまりに格好良くて、ポスターが欲しいと思ってレコード店で聞いたこともあったなぁ。たしか裏はタバコくわえてる写真とかだった記憶が。
このアルバムはコンプリートってやったことなかったっけ・・・昔あったような気がしたのは私の願望が作った妄想ライブだったのかなぁ。
全曲松本隆氏の作詞という、実に贅沢で力の入ったアルバム。作詞を依頼するくだりの話や合宿での話などもあり・・・本人もだけど周りも結構な気合い入れて制作したんだろうなというのは感じるし、MCでも力の入れっぷりについては話してくれた。
そうそう、寺尾聰と安部さんが接点があったとは!同じEMIとはいえ、当時売れっ子最高潮の寺尾さんと、デビューしたてのペーペーが接点あったとは。しかも安部さん褒められたそうで、そりゃサイコーだよね。なんか私も嬉しい。
そういえばアルバム本編に入る前に演奏された2曲も良かった~(*´Д`)特に愛の足音はなんか意表を突いたというか、めちゃくちゃ染みて、この曲聴いてる時に「あぁぁ~どんな薬にもかなわない最強の鎮痛剤だな(´▽`)」と感じてたし、そういうビームを安部さんに出してた。
今回のコンプリートはオリジナルどおりの音を期待してしまった私だけど、亡くなったミュージシャンもいてそれは叶わず。ポンタさんとか特にね。はぁ、ポンタさんのドラムすごいよやっぱり・・・
今回のアレンジされた音も素敵だったとはいえ、あのアルバムのあの音の凄さをさんざん聴いて育ってしまうとやや物足りなさを感じてしまったのは否めませんでした。
SeasonとかSINGLE ROOMが聴けたのは本当に収穫。なかなか聴けないんだもん。お客さんの反応凄かったの気づいたかな。
SINGLE ROOMの歌詞に出てくる香水「タブー」を探して百貨店行ったことがあったっけ。オリエンタル調の個性的な香り、もう廃盤なのかも。見かけたことがない
わかりやすいラブソングもいいけど、この2曲はめちゃ松本イズム感じるというか、彼だから書ける詞でそれをしっかり1本のドラマのような1曲に仕上げた安部さんと、その世界に似合うボーカルが素晴らしいんだよね。
男の強がりとプライドと弱さの集合体、世の男性が共感するんだろうなぁって想像できる世界、ちょっと強気な女に弱い主人公が繰り広げるいろいろな場面を切り取ったような、そんな世界に感じる。昭和の男像みたいなの?
コンセプトアルバムかどうかは明言ない気がしたので主観だけど、「男の哀愁とプライド」が詰まった世界かなって・・・アルバムタイトルをHold Me Tightに決めたのは安部さん本人とのことなのでこの主観はニアリーかなって思う♪
安部さんも言ってたけど、この頃ライブでは後半の盛り上がりとかにCAFE FLAMINGOとかのパターンが多かったので、こうやって合間に聴くのは新鮮だった。
1曲か2曲歌い終わるとMCという名の休憩が入ってたので、できればA面通しで聴いてこのアルバムの世界に浸りたかったんだけど・・・・しょうがないよね、お疲れだもんね。これは酷な話だとは思いつつ、一応書いておいた。
なにはともあれ完走できて良かった(^^) 本当にいいアルバムだし、後世に残すべき1枚だと思う。若い人たち、マジで頼みますわ。
このアルバムについてもたぶん楽天ブログ時代に書いたような気がするんだけど・・・と言って1曲ごとのコメントは控えることに。じゃないと1万文字軽く超えるから(;'∀')
「MANHATTANってカラオケに入ってないの?カラオケやった事ないからわからない」と安部さん言ってたなぁ。「この曲カラオケやったら気持ちいいんじゃない?」って。
男性ならそうなのかしら。私はこの曲がカラオケ入ってたら歌わないかも(^^;)このアルバムでDAMに入ってるのはWe Got ItとカフェフラとバレリーナとFUNNY LADYだった気がして、全部歌ってみて全部気持ち良く歌えた(難しいのはさておき)よ!
「マストの折れた大都会がぁ~海へと横たわって見えるぅ」って自分で歌うの想像したけど、うーん、これは男性目線にはなりきれなくて歌いこなせないと判断。みんなはどうなんだろ。私個人的にはバレリーナもギリだったくらいなので。曲の美しさは最高だけどね。バレリーナは多重でコーラスやりたい~
話を本線に戻して・・・コンプリート後の選曲も嬉しかった(^^♪ Steppin'のイントロで喜んでるお客さんが見えた。すごくわかる!
CLOSE YOUR EYES大好きなのでこれが締めくくりというのも嬉しかった。この曲って不思議で、ライブだと立って少し揺れながら聴きたい。じっくり噛みしめて聴くのはひとりでヘッドホンでの時にしたい。
ああ、早く立って歌えるようになって、この歌歌いたいっ!! DAM行って上記で挙げた4曲歌いたいっ
アンコールではこのところ「歌わせて」というくらい本人大プッシュのもう道はつづいてるを。
もう安部さんが好きな歌をずっと歌ってくれてもかまわないのに。それにしてもこの曲の出現率高いね。ほんとに好きなのね(^O^)これが私たちへのメッセージと受け取っても??
さらなるアンコールではギター弾き語りで五線紙を。そうだこれもカラオケでまりや様バージョンで歌いたい。
そうだ、最近書きそびれてるけど、吉池さんのセクシーさは健在!だけど健康状態は気になる。どうかみんな私が生きてる間は死なないで欲しい・・・切実~
特にCLOSE YOUR EYESの時、吉池さんに見惚れてしまい、今日私は誰を観に来たんだっけと一瞬忘れた。そのくらいどの曲でもその曲の雰囲気大事にした演奏してくれるのがわかるのが好きです・・・きゃっ・・・(*´ω`*)
無事にライブ行けて満足で幸せだった。前日に点滴打って腰とかの痛みが少し軽くなっていたので、数曲立っているのは大丈夫だったし、途中自分の置かれてる状況忘れて踊ったりしちゃって、ライブ後気が抜けたように足が動かないし帰宅後に足の痛みがマシマシ(;'∀') でも悔いなし!
いやほんとにライブ中って痛いの忘れるくらい没頭できた。大感謝だよ・・・私以外にも杖ついている方も見かけたので心強かったというか、自力でライブ会場行けるうちは私も頑張ると心に決めた。
来月もちゃんと会場行けるように、とにかく少しでも回復するように頑張る!