そんなこんなで水曜日になり、夕方まではのんびりと仕事して過ごせた。
さっきまで母と電話で話をしていた。紹介された病院についての結果報告がメインだけど、相変わらずすぐに話が脱線するので、怒りを抑えつつ出来るだけ話が端的に短時間で済むようにと頑張った!
初診だったのでこれまでの経緯を話して、次は明後日にCT検査をする事が決まったそうで。その結果は次の月曜にわかるとのこと。
だいぶ前に叔父(母の兄)が大腸検査でCT検査受けた時の話が相当ひどかったらしくて、母はCT検査が嫌だとかなんとか。かと言って内視鏡検査だって同じかそれ以上に辛いみたいなんだがね。
でも、5、6年前の話を出されてもなぁ。医療だってネットの世界と同じくらいどんどん進化してるはずだもん。
まあ、母は兄妹以外の人との交流がないから、何でも聞いたことを鵜吞みにするのはしょうがないが(*_*)
付き添いはいないのかと今日の先生に聞かれたけど、母は自分一人で大丈夫と言い切ったらしい。
仮に大腸がんなど進行性のある病気と診断されたとしても、手術は絶対にしないと言いきった。
そしてケアマネさんや私を含め、誰かの世話になる気はないとも言いきった。これは予想外。
父の死以降、私が思っていたよりも母は母なりに強くなっていた。ちょっと安心した。去年あたりからお腹の調子が良くないどころか、あまりに気になるレベルだったので「ひょっとしたら癌かもしれないと思っていた」とか言ってた。
このあたりはいつも何かしらの病気を自分で作りたがる癖だからって思っていたけど、こういうのって自分の身体でしかわからない事あるからな。
でも、そこまで調子良くないのに病院行かなかったんだよね(^^;) 病院嫌いだもんなぁ、母の家系の人達^^;
というわけで、別にまだ確定はしていないので癌だと決めつけずに気楽に検査してきなよとは言っておいた。
それにしても、うちの父母どっちの家系も癌に罹るけど、みんな違う癌だわ・・・私何になるのかしら。何になってもおかしくはないってことね。はぁ^^;
話はやがて、父が余命宣告を受けた時の思い出話へと変わった。
あの時はみんな若かったから、癌と告げられた時のショックばかりで、冷静になんてなれなかった。
「でもあたしはもう何を聞いても驚かない」と母が言った。強がるような人ではないので、それは本音なんだろうと思った。
仮に癌だと診断されて結構進行していたとしても、受け入れる覚悟はあると言うので、母も父と同じように立派に生涯を終えようって覚悟はあるんだなって。失礼ながら「ちゃんと考えてたんだね」と言いそうになってやめた。さすがに。
父がいなくなってからの15年間で、いろいろあったけど母なりに成長はあったんだなと感じた。それはなんだか嬉しかった。ごめんね常に上からだけど^^;
ケアマネさんとの連絡はまだいいや~ 月曜に全部わかってからで遅くないぞと。
それに母の考えがわかったから、私もすっきりした。母の好きなように生きていってもらいたいという願いが叶ったから、後は何かフォローできる事があるならするのみということで。
大騒ぎして以来、血便とか何も出てないっていうから、実はただの痔だったという可能性もあるので、そんなコント的な結果が一番いいけど。