映画「ユニコ」を観た

毎日のYoutube巡回(チャンネル登録してる所)をしていたら、手塚プロの公式チャンネルで「ユニコ」を上映している事を知ったので、早速観た。

これねー、もう懐かしい!って言葉しかないんだよね。小学生くらいの頃に初めて見たサンリオ映画だったんだもん。

おそらく相模原市民会館とかで観たんじゃないかと記憶してるんだけど、きっかけは不明(^^;) 学校行事だったのかもしれない。

ただ映画を観てえらく泣いたんだよなぁってのだけは覚えてて、内容はすっかり忘れてたのでじっくり見た。・・・そうだそうだ、そうだった。終わり方が何とも哀しくて、子供の私には理解できなかった。今でもわからない。でもわかることもあるような。

声優さんたちは、存命な方はいるけど、みんな高齢になって・・・当時の売れっ子さんたちばかりだった。三輪勝恵さんとか堀絢子さんとか杉山佳寿子さんとかきっと超売れっ子だったんじゃ。まだ「ニンニン」の前だよね(笑)

いやー、泣いちゃったよかなり。なんつーか手塚作品ってやっぱすごいなぁ。子供目線でもそうだったけど、大人になったらより深みを知る作品だった。かわいいのに哀しいユニコに、ついつい感情移入してしまった。

相手を愛し愛されると力を発揮し、ユニコーンに変身できるユニコ。人を幸せにする能力を持つユニコは、一度でも幸せにした人のそばにはいられないって、なんだよそれ(T_T)

人は自分勝手だから、楽な事を知ってしまうと努力を怠ってダメになってしまうと、神様はわかってる。だからユニコは同じところにとどまっていられないんだね。

そして、悲しみを知らない人には本当の幸せはわからない。って事を知らない子供の頃の私は、あの時この映画観て疑問しか残らなかったなぁ。という事は、多少は成長したって事かな?

戦闘シーンで、ユニコが敵に突進して身体を貫いて倒すって、あらためて見たら新鮮だったなぁ。手塚作品の美しさとか、儚さとか、良く出てる作品だね~

記憶のはるか彼方にあった映画が、偶然呼び覚まされるなんて、いい休暇になってるわ~♪

 


手塚治虫「ユニコ」PV