今月に入ってから、こういうのアップしていいのかどうか、ちょこっとだけ迷ったんだけど・・思ってることを綴ることの何が悪いんだ!と勝手に逆ギレしつつw、堰を切ったような勢いでキーを打っている私なのです。
どうして悩んだかというと、15年前くらいに、かつてのアニメ&ゲームおたくから足を洗ってしまった私が、いまさらノコノコとあの世界へ戻ってきていいものかと。
しかも表面的にはかなりいいお年頃になってしまったので、一応世間体というのも気にはしてたからでして・・・でもそう言ってるほど内心は気にしてないからいいや!と開き直ったので~
コロナな事になる前までは、老後のお楽しみとして、またいつかゲームもアニメも楽しんでいこう、その頃にはもっともっと技術が発達して、見れる媒体も手段もお年寄りに優しくなるはずだ!って思ってた。が、状況が変わったので、その近い未来をちょこっと前倒しにしたってわけ。で、して正解だった。
IDOLiSH7(アイドリッシュセブン、以下アイナナ)は、スマホゲームとして2015年にデビューした。ジャンルはアイドル育成ゲームで、プレイヤー対象年齢は(推定)10~20代、音ゲーがメイン(というのか)で、ミッションクリアでアイナナのストーリーが読めるという造り。
アイドル育成ゲームなので、恋愛がらみはなし。特定の誰かとどうにかなるような事はない(今のところ)。だから甘いことは期待してないけど、時々甘々なことが起きるので、それはもう不意打ちで瞬殺されるのも醍醐味なのかな。
プレイヤーは、このアイドルが所属している芸能事務所の社長の一人娘で、新米マネージャーとして登場するところから物語が始まる。
アイドルグループ名であるアイドリッシュセブンの名づけの由来は、メンバー7人の名前のどこかに、1から7までの数字が入っていることをヒントにして、新米マネージャーが名付けた。
アニメ版(以下アニナナ)では、そのあたりがしっかり描かれているので、ぜひ観て欲しい。
余談だけど、私のスマホ、競走馬もそこそこ一発変換できるけど、このアイナナメンバーの名前が候補の一番最初に出たので驚いた。「二階堂大和」ってすぐ出た時、夜中に「おぉ!」と声をあげてしまった(笑)
数か月このアイナナにどっぷりはまってから、最近ようやくミーハー気分が少し抜けてきて、どうしてこれだけ私の心をわしづかみにされてしまったのか考えられるようになりました。
そしてわかったのが、今日のタイトルにした「道徳」という言葉でして、アイナナを一言で言ったら何かと聞かれたら、こう答えるのが一番適切だと思ったからでありんす。
4月になって、家にいる時間が増えてから、ほぼ毎日昼間にTVKで「おうちでSTUDY」という小中学生向けの学習番組やってて見てるんだけど、アイナナをしっかり見ている方が、子供はすくすく育ち、ささくれだっている大人は自分を見直すと思った。
私は子供の頃から、テレビの中のアイドルと呼ばれる人たちをたくさん見てきた。でも、心を奪われるほど心底ファンになったと呼べるような人はいなかった。まわりがどんなに騒いでも、そのアイドルが歌う歌は好きだけど、でもまるごと大好きだー!って言える人はいなかった。
このアイナナでは、アイドルたちは何曲か歌を出していて、さらに三次元であるかのように、役を担当した声優さんたちが歌を発売してライブもやった。
劇中で歌がメインになる話が結構ツボな私の嗜好も相まって、物語と歌のどちらもがしっかり描かれていると感じたことも、アイナナにはまっていくきっかけになってる。
この頃のミュージックシーンは、正直言ってあまり面白くはない。むしろ、昭和の名曲たちが見直されていることからも、使い捨ての音楽の儚い様子を嘆いている。
それなのに、このアイナナで作られている音楽たちは、私が好きな・・・日本人が好きなタイプ丸出しで、郷愁を誘い、ついつい口ずさんでしまうようなメロディーが実に多い。かつてのヒット曲の雰囲気を意識して制作された事がよくわかる。アルバムをゲットしてもいいとまで思える。
このブログで、あらたなカテゴリータグも追加したので、これから小出しにしてアイナナやアニナナの話をしていこうかと。
来週は壮五さんのラビチューブが公開されるといいなと思いつつ、公開されたら記事を即アップだな。うんうん。
アイドリッシュセブン『MEMORiES MELODiES』MV FULL