GENTLE NOTE Vol.38 at Mt.RAINIER HALL 安部恭弘「Through the Past」発売記念ライブ

安部恭弘(Vo.,G.)/重久義明 (Key.)/木村万作(Dr.)/吉池千秋 (B.)/高山一也(G.)/小泉信彦 (Key.)/松田靖弘 (Sax.)/浜田美樹 (Cho.)/木戸泰弘 (Cho.)

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(セットリスト)

1.Breath away
2.いつまでも I love you
3.Someday maybe
4.愛がそうあるように
5.Best regards
6.After glow
7.僕はわかったよ
8.Eternity box
9.Through the Past
10.サヨナラが聴こえる雨
11.四輪駆動の夏
12.ロングヴァージョン
13.Beautiful life
14.いい人に逢えるさ 
15.Summertime in Blue~さよならの共犯者
16.テネシーワルツ

(アンコール1)

17.STILL I LOVE YOU
18.もう道は続いてる

(アンコール2)

19.Cafe Flamingo
 

あれっ、万作さんは小田さんのほうで忙しいとばかり思ってた。新作アルバムだから初演奏な曲もあるので、こういう日ってとても楽しみだったりした。

雨は降らず、気温もやや蒸し暑いけど、晴れ間も見えてそこそこ過ごしやすい気候で、我ながら晴れ女ぶりが誇らしいわね~

っていう中、ライブ開演前にゆっくり食事までできて、パンも買えてと、なかなか優雅な時間を過ごせましたわ。

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ロイホポルチーニパスタが、想像以上のポルチーニ茸の量に感激!キノコの中で1、2位を争うくらい好きなポルチーニ茸、いつ食べてもおいしい!ブログでも以前取り上げた事のあった、人間模様が垣間見れる道玄坂ロイホは、いつの間にか内装が変わってて、カウンター席とかできちゃった。つまらん(笑)

会場は満員だったそうで、良かったです。始まる前にちょっとしたこともあり、座席の事を思いだすと我に返り(笑)、変な緊張感で着席。

前置き長なりましたが、本編。

始まった直後の客席は、特にいつもと変わらず、でも、あまり見かけない客層だった気がした。今回は貢ぎ物持参のレディーも少なかったしね~

先にメンバーが出てきてセッティングする中、少し時間を空けて安部さんが登場~ 生成り?ベージュ?のジャケットとパンツ、中はハートのイラストのシャツっぽいいでたちで、さわやかさ全開!

すると、「立って立って」というジェスチャーをめちゃやりだした安部さん、あの両手でアゲアゲするやつね。聴こえてくるイントロは、どう考えても「Breath away」なんだよね。

いずれこのアルバムのレコメはきちんと記事化するけれども、今回アルバムゲットして初めて聞いた時、この1曲目を聞いて、なんかすごく安心感が持てたんですわ。安部サウンドの安定感と世界観、気持ちのいい鈴木茂さんのギターソロと松井さんの描く美しい大人の愛で、あぁ、耳が気持ちいい!って、これが1曲目ってすごくいい!って、これを生でじっくり堪能できるなら、それだけでもこのライブは行く価値があるかなって、そんな気持ちだったんですわ。

だから、私は、この曲は立たせないでじっくり聞かせてほしかった。安部さんは「たまには最初から立ってもらったらどうなるかなって思った」みたいな事を言ってたけど、盛り上がりが最高潮で自発的にお客さんを立たせたんじゃないから、実はその瞬間冷めてしまいまして(^^;) 実験したんかい!って。

いつもなら、立ちたくても立たないでうずうずしてる事が多かった私は、急にモヤモヤしだしてしまった。「Heart Trick」「Kiss mark」とかですら立たせないのに、そりゃないよ、安部さん・・・

私の後ろの席の方が、見えづらそうにしているのも視界に入ってしまって、昨日ほど申し訳ないなと思った事はなかった。

それにさ、いざ立っても、この曲ってはしゃいでめちゃくちゃ手拍子するようなリズムじゃない。グルーヴ感を楽しむような、緩さの中にある心地良さが、(私の主観だけど)台無しになっちゃった気がした。

いつからか(あえて濁しておくけど)、腰の重たいお客さんが増えた安部さんライブになり、まあ安部さんのキャラからすると、それでもいいのかなと、ようやく受け入れ始めたので、余計に昨日は違和感しかなかったなぁ。

ニューアルバム全曲演奏は素晴らしかったし、杉さんから借りてきたウクレレ話や、普段の話とか、MCは面白かったんだけどね~ セトリもみんなが喜びそうな感じで、お客さんの拍手の音も力入ってたし、良かった事は多かったんだよ、というフォローも入れつつ(笑)

と、いくつかクッション入れてからぶっちゃけてみたけど、あまり意味なしだったかな(^^;)