[*[好きな音楽] ]映画「セッション」を観た!

札幌に泊まって4日目。一日が経つのがなんて早いのかしら!それにネタがどんどん増えていって、なんて充実してるのかしら!

こちらでは、木曜がレディースデーらしいので、はりきって見たかった「セッション」を観てきた。
いや、「ジェームスブラウン」とどっちを観るか、めちゃ悩んだけど、今回はこちらを。ジェームスブラウンは絶対近いうちに観るぞっと。

で、セッションは面白かったよ。面白いというのがあってるか不明(^^;)
最後まで退屈することはなく、若干突っ込みどころはあったけど、劇中でもテンポの話が出てきたように、実にテンポ良く話が進んでいった。

原題は「WHIPLASH」で、その方がいいのにと思った。何度もこの曲が流れるのがたまらん!同じように劇中で流れる「CARAVAN」も恰好良くて思わず身体が動いてしまった。「CARAVAN」のアドリブ、思わず色々な人の演奏を聞いてみたくなった。

ピーター・パーカーの話や、バディ・リッチといった名前が出てくると、ラジオ深夜便で明石さんが良く話をしている事と一致した。
明石さんのおかげで、私のジャズうんちくが多少広がったもんね。ま、ほとんど寝ながら聞いてるから、睡眠学習化してるけどさ(笑)

ストーリーについてはまだ上映中なので、ネタバレは避けるとして・・・

良く今時上映したなとは思った。過剰なほどにパワハラとかそういったことで騒いでいる世の中だもん。この映画観た人で、免疫ない人はびっくりするんじゃ。
昭和世代にとっては、そして私にとっては、結構何でもないんじゃないかとは思うけどね。

いわゆるスポ根というか、自分の人生を生きるために、すべての情熱を一つの事に注ぐこと、その方法がどうであれ、思いが純粋であることについて、意外と見ない世間になっているように感じる中、この映画の登場人物を見て、気持ち良かった。

主人公のアンドリューについては、いろいろ言いたいことはあったなぁ。特に自意識過剰になっていて、彼女に対してあまりに酷い振り方をした場面は、ちょっと物申したくなったけど、結果的に彼はしたことの報いは来たのでいいかと。

んで、鬼畜な教授役の俳優さんは、スパイダーマンのあの新聞社編集長だったのね!全然違うっ!!!すごいよ。あんな狂気っぷりは、スパイダーマンの時はみじんも感じなかったもん。凄いね、役者さんは。

数々の賞を受賞し、ノミネート数も多数あり、それだけ注目を浴びた映画だということは、観てからより納得できたかな。

現役のドラマーの方って、観たらなんて言うかな、なんて、ちょっと気になった。あのテンポをキープし続けるなんて、本当に出来るのかなって。

個人的には頭の中でCARAVANの音が、ずっとぐるぐるしてる(笑)今夜はこのまま寝ようっと。


CARAVAN