[*[好きな音楽] ]KAZUMASA ODA TOUR2014「本日 小田日和」 at 横浜アリーナ&日本武道館

小田和正(Vo.& G & pf)
木村万作(d.)、栗尾直樹(pf.)、稲葉政裕(g.)、有賀啓雄(b.)、
金原千恵子(1st.violin)、吉田翔平(2nd.violin)、徳高真奈美(viola)、堀沢雅巳(cello)


8月6日 横浜アリーナセトリ

01.そんなことより 幸せになろう
02.キラキラ
03.やさしい雨
04.Re
05.やさしい風が吹いたら
06.二人
07.この街
08.東京の空
09.たそがれ
10.たしかなこと
11.明日
12.その日が来るまで
13.愛になる
14.the flag
15.風と君を待つだけ
16.愛を止めないで
17.Yes-No
18.ラブ・ストーリーは突然に
19.mata-ne
20.言葉にできない
21.彼方
22.今日も どこかで
23.やさしい夜


アンコールその1
24.もっと近くに
25.またたく星に願いを


アンコールその2
26.今のこと
27.Yes-Yes-Yes
28.hello hello
29.生まれ来る子供たちのために


アンコールその3
30.my home town




10月23日 日本武道館セトリ

09.たそがれと、30.My home townがなし
それ以外は同じ


来年追加公演が決定したそうで!こりゃ争奪戦がますます激しいだろうな。頑張ろ。

場所によっては他にも曲の入れ替わりはあったようで・・・沖縄公演の「夏の日」は聞きたかったなぁ。横浜では、必ず歌ってくれると思っていた「my home town」は、フルではなかったけど歌ってくれた。

67歳だよね、ほんとにバケモノ(笑)←しつこいがこれは褒め言葉
若かりし頃の無口で寡黙な印象全面に出ていた小田さんの面影は、ほとんどなくなっていて「どーも〜」「ありがとう〜」をしょっちゅうお客さんに向けて言う小田さんにようやく慣れてきた。
だけど、歌声は変わらない。あのハイトーンを多少苦しそうでも出せているってのは、ホントに凄い。凄すぎる!!

武道館では、その「ありがとう」がいつにも増して繰り返し繰り返し・・・東西南北すべての方向へ向けてお辞儀をして、何度も何度も言ってた。
「皆さんが思っているよりもずっと感謝してます。本当にありがとう」って言ってた。何だか表情もいつもと違う感じがした。深読みしないよ。小田さんの素直な気持ちだと思うから。

横アリの時ほど、全速力での走りや、あちこちを走り回るということはなかったので、ほっとしたような、物足りないような、心配なような・・・それでも1階スタンドへ行って、お客さんにマイクを向けてニコニコしている様子は、微笑ましかった。

新しい方の話のほうがいいかなってことで、武道館の時の事を主に話すと、MCでの「最近美容室を変えたんですが」から始まり、最後までその話題が続いていておもしろかった。

1回目のアンコールで、オフコースについての話は、ほぼ全国でしたようで。4人のオフコースになってからもっと頑張りたくて、皆と気持ちをひとつになっていこうという思いで作った「as close as possible」は、その後結局うまくいかなくて解散になってしまったけど、なんて話があった。
その後で「もっと近くに」を歌ったんだけど、これだけは歌詞の変更やアレンジを含めて、私はオフコースバージョンがいいなって思った。

「愛を止めないで」「YES-NO」「YES-YES-YES」が大合唱になって、アレンジもオフコースの頃のものと変わっても、何だか楽曲が一人歩きした結果だなとか思えるんだけどね(^_^;)今じゃ自分もめいっぱい歌ってるし。
そう、「YES-YES-YES」なんて、まさにそう。私の胸の中の深いところからこみ上げてくるものが抑えきれない。82年の武道館は映像や音でしか体感できなかったけど、その時のことは忘れることが出来ない。

「今日もどこかで」「hello hello」も、途中で小田さんが歌うのを止めて、会場に耳を傾けていた。武道館は音が回るから、なんともいえない気持ちになるんだよね。

「風と君を待つだけ」は、武道館ではコーラス部と小田さんのメインボーカルが合わさって、それはそれは満足な光景だった。ああいう感じ、常に憧れてる私としては「待ってました!!」なもんで。

「言葉にできない」も、すっかり一人歩きして、何かと音が使われている昨今だけど、この歌についても、82年の武道館の出来事を知っている方は、感慨深く聞く歌だよね。そして、この歌は哀しい歌なのか、嬉しい歌なのかも未だにわからない。小田さんがバンド存続を苦しんでいた頃の、一番ストレートな気持ちが出ている歌詞に感じるのは、私だけじゃないはず。

で、今回武道館で思ったことがあった。「YES-NO」を歌っていたら、今じゃほとんど聞かない曲になっているのに(当時聞きすぎたし)あらためて、なんていい歌なんだろうって。ストレートで男らしくてものすごいラブソングだよね。って思った。

そんなこんなで3時間があっという間に経ち、帰りの大渋滞で大変だったけど、九段下駅の混雑はすぐにひくのがいいよね〜
横アリの時にパンフレットだけは買っておいたので、それで満足。量が多くてまだまだぜんぜん読めてないけど、老後のお楽しみにとっておこうかな(笑)






曲によって映像を織り交ぜ、ご当地紀行やオープニング、エンディングの映像アニメと趣向を凝らしていたモニターとは対照的に、ステージに装飾はなく、シンプルな造りと花道が。
ストリングスを入れることで、録音をした音そのままにさらなるライブ感がさらに増して、ライブでしか味わえないアレンジの数々は最高だった。

来年の早春に、また小田さんに逢いたい。頑張って働くぞっと。

小田日和

小田日和